警察署協議会議事概要 協議会名 神奈川県川崎臨港警察署協議会 日時 令和6年11月18日(月曜日)午後1時56分から午後3時58分までの間 場所 神奈川県川崎臨港警察署 出席者 1 警察署協議会側   会長 上野 拡子、秋元 孝子、大川原 勝、阪本 岳郎、松元 直樹、山口 保 計6人 2 警察署側   警察署長 石崎 弘志郎、警務課長 荒川 治夫、会計課長 伊藤 智子、生活安全課長 西山 直秀、地域課長 筧 昌平、交通課長 下田 憲司、警備課長 吉野 史章 計7人 警察署協議会からの答申等に対する措置結果の説明 1 前回の諮問   管内の発生実態に即した犯罪抑止対策について 2 答申   (1) 川崎市では、町内会等向けに防犯カメラ設置の補助金制度があるので、利用促進のための広報活動をお願いします。   (2) 高齢者宅での固定電話設置の危険性を情報発信をお願いします。   (3) 自転車の施錠に関する啓発活動の継続実施をして下さい。   (4) 自転車盗多発施設に対し、館内放送や監視カメラの増設依頼を実施して下さい。 3 措置結果の説明   (1) 街頭への防犯カメラの設置依頼、補助金事業について     各町内会長に対し、補助金事業に関する説明を記載したビラを作成し、防犯カメラの設置依頼を行った。     アサヒ飲料株式会社の推進事業「みまもる自販機」に関する説明資料を各町内会長に配布した。   (2) 特殊詐欺被害防止対策について     特殊詐欺被害防止に関するビラを作成し、防犯キャンペーンにおいて高齢者を中心に配布した。   (3) 自転車の施錠に関する啓発活動について     当署の呼び掛けにより、田島こども文化センターと渡田小学校わくわくプラザに通う児童らが、自転車盗難防止に関するポスターを作成し、イトーヨーカドー川崎店、金融機関5店舗に展示した。     また、優秀作品を選考して、後日、署長表彰を実施する予定である。   (4) 自転車盗多発施設に対する啓発活動について     自転車盗の発生が多い商業施設であるイトーヨーカドー川崎店、ラウンドワン・スタジアム川崎大師店に対し、防犯カメラの増設依頼と盗難防止に関する館内放送を依頼した。 諮問  本会では諮問を提起せず、各委員からの治安情勢等に関する質問や意見の発言を求め、それに回答するデスカッション方式を執り行った。 質問内容及び回答 1 質問内容  (1) 闇バイトに関する警察の対策について  (2) 少年らによる自動二輪車の暴走行為について  (3) 川崎臨海地域における違法駐車対策について 2 回答  (1) 闇バイトに関する警察の対策    当署においては、9月12日、警察本部少年育成課と連携し、啓発資料「リンゴちゃん物語」を活用した「川崎臨港地区学警連特殊詐欺・犯罪加担防止サミット」を開催した。    管内中高生19人が参加し、「身近な友達が特殊詐欺に手を出そうとしたら」「私たちが出来る犯罪抑止対策」等について意見を交わした。  (2) 少年らによる自動二輪車の暴走行為について    各種警察活動を通じ、少年らを発見した際には積極的な声掛けや、持ち物検査を実施すると共に、深夜徘徊等の非行行為に対する補導措置を徹底した。  (3) 川崎臨海地域における違法駐車対策について    交通の円滑化と事故防止対策のため、特に時間調整のため荷待ち駐車が多い殿町夜光線に、道路端にコーンポストを道路管理者に働きかけ設置した。    9月末現在、設置区間における違法駐車はほぼ解消していることから、今後も設置区間の伸長を行政に働きかけていく。    また、昨年に引続き11月下旬から、川崎市によるトラック等の一時待機場所が設置される予定であり、同所の利用促進等の時間待ち車両駐車の解決方策を模索する。 業務説明  令和6年10月~12月の業務推進結果及び令和7年1月~3月の業務推進重点について、各課長より口頭説明を行った。