警察署協議会議事概要 協議会名 神奈川県戸部警察署協議会 日時 令和6年7月18日(木曜日)午後3時から午後5時25分までの間 場所 神奈川県戸部警察署 出席者 1、警察署協議会側 生貝 陽子、井上 康久、 岩野 俊一郎、鈴木 弘文、千葉 重明、服部 知之、古屋 慶明、松本 康二、三宅 一彦、山口 喜久雄、吉田 左知子、渡邊 尚美 計12人 2、警察署側 警察署長 中田 好一、 副署長 黒原 英樹、会計担当次長 栁川 正義、地域担当次長 塚田 寛、刑事兼生活安全担当次長 中村 真也、警備担当次長 難波 和央、警務課長 瀨戸 伸也、生活安全課長 湯浅 亮、交通課長 打田 和秀 計9人   警察署協議会からの答申等に対する措置結果の説明 (1) 諮問「特殊詐欺被害の現状と対策について」 (2) 答申  特殊詐欺の被害者になりやすい高齢者を孤立させないよう、警察や関係機関、介護福祉従事者などはもちろん、高齢者の家族とも連携して、迷惑電話防止機能付き電話機の普及促進や、非通知番号の着信拒否設定など、そもそも高齢者を詐欺電話に出させない対策を行ってほしい。  また、電話に出てしまってもすぐに詐欺だと気付くよう、高齢者が「自分も被害者になるかもしれない」と強く警戒心を抱くような、真に実効ある啓発活動を、「刷り込み」になるくらい繰り返し行ってほしい。  さらに、若者が安易に受け子などの闇バイトに手を染めないよう、学校関係者などとも連携した若年層への指導教養を強化してほしい。 (3)措置結果 ア 特殊詐欺プロジェクトの設置  特殊詐欺の検挙、抑止の両面から対策を推進するため、特殊詐欺プロジェクトを設置し、課の枠を超えた活動をしている。 イ 官民一体となった被害防止活動  留守番電話設定を推進し、迷惑電話防止機器の貸与など詐欺の電話に対応しない対策を行っている。  また、金融機関やコンビニエンスストアに協力依頼を行い、高齢者に対する声掛けや通報など連携強化を図っている。 ウ 防犯講話や情報発信の実施  高齢者が集う場所や学校、企業での防犯講話、区役所と連携したSNSなど、あらゆる機会を通じて特殊詐欺被害に遭わないための防止策を情報発信している。 諮問 若年層における薬物乱用防止対策 答申  若年層を対象とした薬物乱用防止教室や各種キャンペーンにおいて、気軽なイメージが先行している薬物の本当の危険性、特に心身を破壊してしまう毒性について正しく理解してもらうため、インパクトのある映像や写真、チラシなどを活用したリアリティのある啓発活動をしてほしい。 また、薬物を容易に入手できるルートの根絶を徹底してほしい。  さらに、薬物乱用に走る若者の心情や生活環境などにも着目し、警察と学校との更なる連携強化、情報共有を図りながら、薬物乱用に走らざるを得ない若者の心のケアについても、専門の相談窓口を設けるなど柔軟な対応を検討してほしい。 業務説明 前四半期(令和6年4月から6月まで)の業務推進結果及び今四半期(令和6年7月から9月まで)の業務推進重点について説明を行った。