警察署協議会議事概要 協議会名 神奈川県戸部警察署協議会 日時 令和6年4月25日(木曜日)午後2時から午後4時10分までの間 場所 神奈川県戸部警察署 出席者 1、警察署協議会側 生貝 陽子、岩野 俊一郎、井上 康久、加藤 善浩、金田 有紀、鈴木 弘文、千葉 重明、服部 知之、古屋 慶明、松本 康二、渡邊 尚美、吉田 左知子 計12人 2、警察署側 警察署長 中田 好一、 副署長 黒原 秀樹、会計担当次長 柳川 正義、地域担当次長 塚田 寛、刑事兼生活安全担当次長 中村 真也、警備担当次長 難波 和央、警務課長 瀨戸 伸也、生活安全課長 加藤 誠悟、交通課長 打田 和秀 計9人 警察署協議会からの答申等に対する措置結果の説明 1、警察署協議会からの答申等に対する措置結果の説明 (1) 諮問 「雑踏警備対策」 (2) 答申 大規模イベントなどの開催にあたっては、事前の実地調査や主催者との入念な打合せ、広報活動はもちろんのこと、必要であれば交通規制なども検討し、その実施結果についても検証を図り、前例踏襲とならないよう、常に細心の警備計画を策定してほしい。 また、混乱と無秩序に陥りやすい雑踏において、警察官が現場の状況及び情報を的確に判断して、警察官の姿が見える、誰にでも分かりやすく安心感を与える広報活動や誘導など、適切な現場活動を行ってほしい。 (3) 措置結果 ア 事前の措置について (ア) 事例の検証  昨年開催されたみなとみらいスマートフェスティバルにおいて、警備に従事した職員に対して問題点、気付きの点などについてのアンケートを実施して意見を集約しており、好事例及び反省検討事項は次の警備計画に反映させ、前例踏襲を排除して警備実施計画に活かしていく。 (イ) 主催者等に対する指導  令和6年6月1日及び2日に開催される開港祭では、昨年12月から会議を重ねており、今後も会議を開催予定であり、過去の反省検討事項を共有した上で、指導・申入れを行っている。 (ウ) 現場広報に当たる職員に対する教養・訓練  警備実施に従事する予定の職員に対する事前教養はもちろん、日本語に不慣れな外国人を想定して、英語による呼び掛け要領の訓練も実施予定である。 イ 警備実施当日の措置 (ア) 先端技術の活用  昨年のみなとみらいスマートフェスティバルにおいて、民間企業に依頼し、毎年混雑が生じている国際橋付近の人流調査を実施した。  今年も、開港祭及びみなとみらいスマートフェスティバルでの人流調査を実施し、今後の適正配置などに反映させていく予定である。 (イ) 各課との連携  不法事案の対処、迷子、遺失拾得物の取扱いなど、各課と連携して、いわゆる「オール戸部」で対応する。 (ウ) 見せる警戒の実施  制服警察官の配置箇所、人数とのバランスについて見直しを図り、現場状況の的確な把握、不法事案への迅速な対応などを目的として、要所には私服警察官を配置する。 諮問 特殊詐欺被害の現状と対策について 答申 特殊詐欺の被害者になりやすい高齢者を孤立させないよう、警察や関係機関、介護福祉従事者などはもちろん、高齢者の家族とも連携して、迷惑電話防止機能付き電話機の普及促進や、非通知番号の着信拒否設定など、そもそも高齢者を詐欺電話に出させない対策を行ってほしい。 また、電話に出てしまってもすぐに詐欺だと気付くよう、高齢者が「自分も被害者になるかもしれない」と強く警戒心を抱くような、真に実効ある啓発活動を、「刷り込み」になるくらい繰り返し行ってほしい。 さらに、若者が安易に受け子などの闇バイトに手を染めないよう、学校関係者などとも連携した若年層への指導教養を強化してほしい。 業務説明 前四半期(令和6年1月から3月まで)の業務推進結果及び今四半期(令和6年4月から6月まで)の業務推進重点について説明を行った。