神奈川の警察 令和8年度版 神奈川県警察 神奈川県警察は、 7部・41課・1室・8隊・1所・3市警察部・1方面本部・1対策本部・1校・54警察署 となりました 近年の主な改正 ・駐車対策課の廃止  ・組織犯罪分析課を組織犯罪対策総務課に名称変更 ・暴力団対策課を組織犯罪捜査課に名称変更 ・浦賀警察署を横須賀南警察署に名称変更 総務・警務等 総務課、広報県民課、 会計課、施設課、装備課、情報管理課、留置管理課 警務課、教養課、厚生課、監察官室 警察学校、サイバーセキュリティ対策本部、 横浜市警察部、川崎市警察部、相模原市警察部、相模方面本部 暑熱対策を主とした勤務環境の改善について  装備課では街頭で活動する警察職員の健康を確保するとともに、業務の能率を維持するため、暑熱環境における適切な水分補給や休憩、ネッククーラー等の熱中症対策用品の着用を奨励してきました。   また、ファン付きウエアを配備したほか、サングラスの着用や交番内等における脱帽及び活動に応じネクタイ省略を通年可能にするなど、制度の見直しも行っています。  猛暑の中での街頭活動においても警察力を低下させることなく、県民の皆様の安全・安心を守る活動を行ってまいります。  広報県民課では県内各地で開催される防犯運動や、交通安全運動などにおける音楽隊による演奏活動など県民と警察をつなぐかけ橋としての警察広報活動を推進してまいります。 サイバー空間における犯罪被害を防ぐ  サイバー空間では、日々、新しいサービスや技術が普及される中、それらを悪用した新手のサイバー犯罪が発生しています。  サイバーセキュリティ対策本部では、こうしたサイバー犯罪の被害を防止するため、中小企業に対するセミナーや、サイバー防犯ボランティアと連携した小中高校でのサイバー教室、様々なイベントの場やデジタルサイネージを活用した注意喚起を行うなど、県民の皆様への啓発活動を推進しています。  警務課被害者支援室では犯罪被害者やその御家族を支援するための各種活動、そして、これらの方々を支える地域社会をつくるための広報・啓発活動を行っています。  犯罪被害者やその御家族を支援するため、県、県警察、神奈川被害者支援センターの三者が一体となり、犯罪被害者等のニーズに沿った途切れのないきめ細かな支援活動を進め、犯罪被害者等の抱える問題を少しでも解決できるように努めています。  また、専用の相談室や車内を使用するなど、プライバシーを保護し、相談しやすい環境づくりにも努めています。  劇場版「名探偵コナン ハイウェイの堕天使」とタッグを組み、これまで警察官を職業選択の1つとして考えていなかった方へのアプローチを目的とした広報活動を行っています。  警務課採用センターでは各所属と連携し、警察職員に関心がある方に向けて、業務を知ってもらい、警察職員を目指す「きっかけ」を創る活動を行っています。 「来場者が参加して楽しむ」というコンセプトに来場者が関心のある屋内外のブースを自由に訪れることのできる体験型イベント「ポリスフェス」を開催しました。 生活安全 生活安全総務課 人身安全対策課 少年育成課 少年捜査課 生活経済課 生活保安課 サイバー犯罪捜査課 特殊詐欺等被害防止対策の推進《生活安全総務課》  令和7年中、特殊詐欺は県内で2,479件、約135億4,100万円(暫定値)もの被害が発生しました。  県警察では、県民の皆様に向け「常時留守番電話設定」や「迷惑電話防止機能付き電話機の普及促進」等の電話対策を推進しています。  特に最近の特殊詐欺の多くは、国際電話番号からかけられているので着信をブロックするため、固定電話であれば「国際電話不取扱受付センター」への申込を、携帯電話であれば、警察庁推奨アプリを導入しましょう。    令和7年中、SNS型投資・ロマンス詐欺は県内で851件、約143億9,800万円(暫定値)もの被害が発生しました。  SNS型投資・ロマンス詐欺の手口は非常に巧妙で、一度だまされると、詐欺と気づくまで、何度もお金をだまし取られることで被害金額が高額になる場合が多いのが特徴です。  被害に遭わないためにも、しっかりと手口を理解することが重要です。  県警察では、県民の皆様に向け、手口や「気を付けるべきポイント」を防犯講話やイベントのほか、SNSをはじめとする各種広報媒体を活用して広報活動を推進しています。 ・必ず儲かるは詐欺 ・「投資」に誘導されたら要注意 ・会ったことのない、その人、本物ですか? SNS型ロマンス詐欺  SNS等で知り合った相手とやり取りを重ねることで恋愛感情や親近感を抱かせ、「お金に困っている」や「二人の将来のための資金」などと投資へ誘導したりするなど様々な名目で金銭をだまし取るものです。 少年を取り巻くSNS利用犯罪への警鐘活動 《少年育成課》  SNS(オンラインゲームを含む)に起因する非行・被害が多発している現状を踏まえ、学校等の教育機関と連携し、非行防止教室の開催やチラシ(小・中・高校生にはオンラインゲームの危険性、保護者の方にはフィルタリングやペアレンタルコントロールの活用)を配布するなど、広報啓発を推進しています。  また、不登校、引きこもり、非行問題に取り組むNPO法人の職員に対し、オンラインゲームを通じた非行・被害の具体例や被害防止対策について情報提供を行い、通所する少年にSNSの安全な利用方法に関する指導を行っていただくよう要請しました。 柔道・剣道を通じた少年の健全育成について  県警察が推進している少年柔道・剣道活動は、小・中学生に連帯感やルールを学ばせるとともに克己心や規範意識を醸成して、非行防止と健全育成を図ることを目的としています。  令和7年9月20日土曜日、シンコースポーツ神奈川県立武道館において、神奈川県警察と公益社団法人神奈川県防犯協会連合会の共催による「第38回神奈川県警察少年柔道剣道大会」を開催しました。  大会には、日頃、警察署の道場等で稽古に励んでいる総勢約250人の小・中学生が出場し、白熱した戦いを繰り広げ、会場は大きな声援と感動に包まれました。  また、昼休みには、警察本部警務課による採用活動と少年補導員による「サイバー教室」が行われ多くの選手や保護者等が参加しました。 地域 地域総務課 通信指令課 自動車警ら隊 鉄道警察隊 アクティブ交番《地域総務課》  県警察では、平成31年3月、「神奈川県警察交番等整備基本計画」を策定し、令和2年度から交番統合を進めています。  交番統合後の治安対策として、交番機能とパトカーの機動力を兼ね備えた「アクティブ交番」を32台導入(令和8年4月1日現在)し、統合した地域の駅前、公園、商業施設等で、落とし物や事件・事故等の受理、警察相談への対応、児童の見守り活動などを行っているほか、機動力を発揮してのパトロールも実施しています。 山岳遭難・水難防止対策《地域総務課》  当県の豊かな自然を安全に楽しんでいただけるように定期的なパトロール、安全・迅速に救助するための訓練、キャンペーンやXなどによる広報啓発活動により山岳遭難・水難防止対策を図っています。  また、神奈川県や登山アプリを提供する企業との山岳遭難防止協定の締結など、総合的な対策を実施しています。 いち早く現場へ《通信指令課》  令和7年中、約105万6,000件、29.8秒に1件の割合で110番通報がありました。  通信指令室では、事故事件の現場にいち早く警察官を派遣するため、迅速的確な110番の受理と無線指令に努めています。 鉄道利用者の安全と安心を守る《鉄道警察隊》  鉄道警察隊は、駅施設等の警戒のほか、運行中の電車に乗車し、痴漢・盗撮、すり、不正乗車等の各種犯罪や近年発生した鉄道利用者を狙った凶悪事件に対する警戒活動を行っています。  また、鉄道会社との協力体制を構築し、各種訓練や防犯キャンペーンを合同で行うなど、鉄道利用者の安全・安心を守るため、昼夜を問わず活動しています。 刑事 刑事総務課 捜査第一課 捜査第二課 捜査第三課 鑑識課 機動捜査隊 科学捜査研究所 組織犯罪対策総務課 組織犯罪捜査課 薬物銃器対策課 国際捜査課  組織犯罪捜査課では、暴力団や特殊詐欺、匿名・流動型犯罪グループなどの犯罪組織による犯罪の捜査を担当しており、犯罪組織の撲滅に向け、全国警察や海外の捜査機関と連携した組織犯罪捜査を推進しています。  捜査第一課では、殺人、放火、強盗事件等の凶悪事件の捜査や、御遺体の取扱い等を担当しています。  御遺体の取扱いは、犯罪死の見逃しを防止すべく、御遺体の検視等を含めた各種捜査を推進しています。  鑑識課は、犯罪現場において、指紋、足痕跡、DNA型資料などの証拠資料を収集し、科学的技術を駆使して鑑定を行うほか、警察犬や似顔絵などを活用し、事件の早期解決を目指します。  刑事総務課では、日々の犯罪情勢をコンピュータ(Computer)を利用して統計学(Statistics)的分析によって「見える化」する『神奈川版コムスタット』を活用し、犯罪が起きにくい社会づくりを目指しています。 ホット・スポット分析  犯罪の発生状況を色分けして地図上に表示 ホット・スロット分析  曜日ごとに時間帯別の発生状況をグラフ化して分析 地理的プロファイリング  犯罪の発生状況から犯人の行動範囲を分析  科学捜査研究所では、現場に臨場して検査を行ったり、採取されたDNA資料や薬物、化学物質などの各種資料を鑑定することで、捜査を側面から支援しています。  薬物銃器対策課では、需要の根絶と供給の遮断を両軸に、末端乱用者の徹底検挙と密売組織の壊滅のため、関係機関と連携した水際対策を強化しています。  機動捜査隊は、治安情勢の変化に即応し、県内全域における各種事件の初動捜査のほか、重要事件や広域にわたる事件の捜査を担っています。  また、特殊詐欺や組織的な強盗、窃盗をはじめとした「匿名・流動型犯罪グループ」による事件などの検挙活動も積極的に推進しています。  国際捜査課では横浜税関と協力して、盗難自動車の不正輸出を水際で防ぎ、被疑者を検挙するなど、関係機関と連携した各種対策を実施しています。  また、不法滞在や在留資格不正取得等の外国人犯罪にかかわる取締りを行っています。 交通 交通総務課 交通規制課 交通指導課 交通捜査課 第一交通機動隊 第二交通機動隊 高速道路交通警察隊 運転免許課 運転教育課  運転教育課高齢運転者支援室では、病気や身体の障害、加齢等により運転に不安を感じている方及びその家族等が相談しやすい環境を醸成するため、安全運転相談ダイヤル(#8080)を設置し、これを広く県民に知っていただくため様々な周知活動を行っています。  安全運転相談ダイヤル(神奈川県警察運転免許センター内安全運転相談室)  電話  #8080(局番なし)  受付時間 午前8時30分から午後5時まで(土日休日、年末年始を除く。)  交通総務課では交通安全の広報効果の向上をねらい、若者世代に絶大な人気を誇るメインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」のリョウガ氏に、秋の全国交通安全運動期間中の交通安全大使を委嘱して交通安全キャンペーンを実施しました。  プロスポーツチームと連携しパリオリンピック体操競技において金メダルを獲得した「岡慎之助(おかしんのすけ)」選手及び「杉野正尭(すぎのたかあき)」選手が所属する徳洲会体操クラブに交通安全広報への協力を依頼し、学校法人岩崎学園横浜デジタルアーツ専門学校webデザイン科の生徒にデザインを依頼し交通安全ポスターを作成しました。  交通規制課では自転車走行空間の確保のため一方通行規制等(一方通行に加え、補完規制である指定方向外進行禁止を含む。)の規制対象車両から、自転車を除く見直しを推進しています。  交通捜査課では死亡ひき逃げや危険運転致死傷などの重大交通事故事件、無許可営業タクシー(いわゆる白タク)や不正車検などの交通特殊事件、暴走族・旧車會による暴走事件の捜査に取り組んでいます。 警備 公安第一課 公安第二課 公安第三課 外事第一課 外事第二課 警備課 危機管理対策課 第一機動隊 第二機動隊  オウム真理教による凶悪事件を風化 させない《公安第一課》  オウム真理教による地下鉄サリン事件の発生から30年以上が経過しました。  教団は、現在も「Aleph(アレフ)」をはじめとする主流派と「ひかりの輪」を名乗る上祐派が活動を続けています。  警察では、住民や地方自治体等に対し、様々な機会を捉え、教団の現状等の広報活動を実施しています。  教団に対する国民の関心が薄れ、一連の凶悪事件に対する記憶が風化することなどにより、教団の本質が正しく理解されないことが懸念されています。  そのため、風化防止を呼び掛けるポスターを掲出するなどし、情報発信を行っています。  我が国に対するテロの脅威が継続している中、警察では、情報収集・分析、水際対策、警戒警備、事態対処、官民連携といったテロ対策を強力に推進しています。  外事第二課では、川崎港において、外事第二課長を港湾危機管理担当官とする関係機関との合同訓練を実施し、警備犬による爆発物の捜索や不審船への対応、被疑者の制圧訓練などを行い、水際対策対処能力の向上を図りました。  初詣雑踏警備で参拝者の安全を守る《警備課》  令和8年初詣において、雑踏事故及びテロ等不法事案の未然防止を図る各種警備対策を実施し、参拝者の安全・安心を確保した警備を完遂しました。 要人警護に万全を期す《公安第二課》  令和7年中、第27回参議院議員通常選挙、第9回アフリカ開発会議などが行われ、多数の国内外の要人が来県し、大規模な警護を実施しました。  県警察では、警護対象者が参加する会議や演説等の実施場所において、主催者や管理者に対して手荷物検査及び金属探知検査の実施や聴衆等の安全を確保するための避難経路の設定等を働き掛けるなど、警護対象者及び聴衆等の安全確保に向けた取組を推進し、警護の万全を期しています。 大規模災害に備える《危機管理対策課》  災害発生時のあらゆる状況に対応するため、倒壊家屋からの救出や水難救助など、実践的な訓練を行っています。  災害発生時には、訓練で培った技術と体力で迅速かつ的確な救出救助活動を行い、県民の安全を守ります。 安全で安心して暮らせる地域社会の実現 −県民に寄り添い社会の変化に適応する組織一丸となった警察活動の展開− 編集・発行 神奈川県警察本部 総務部 広報県民課 TEL 045(211)1212(代表) ホームページアドレス https://www.police.pref.kanagawa.jp/