「携帯電話の番号が変わった」と犯行の事前準備的な電話を入れるもの |
あらかじめ犯行の前日にあるいは数日前に、「風邪をひいて気管支を痛めている。」、「仕事の悩みの相談に乗ってくれる?」等と電話を入れ、声が普段と違うことやトラブルを抱えていることについて、被害者が信じ込んでしまうような話をしたうえで、後日、「携帯電話が壊れて電話番号が変わった。」等と言い、犯人の電話につながるようにして、息子や孫に確認できないように仕向け、犯行に及ぶ。 |
キャッシュカードを騙し取るもの |
警察官や金融機関の関係者を名乗り、「事件で関係箇所の捜索をしたところ、あなた名義のキャッシュカードが発見された。」「あなたのカードを預かりに行くので事前に暗証番号を教えてください。」等と被害者が保有する金融機関のキャッシュカードを詐取し、現金を引き出す。 |
金融機関の職員から声をかけられた場合を想定して振り込み理由を指示するもの |
犯人は、金融機関の窓口やATMコーナー等で被害者が振り込む際に職員から声をかけられることを想定し、事前に職員から声をかけられたら「リフォーム代金」「車両購入代金」等と答えるよう指示をする。 |
送金手段に金融機関の口座以外を指定するもの |
・郵便ポストから投函できる「レターパック」、宅配便、バイク便を指定するほか、犯人が架電先の被害者宅や指定した場所に現金を受け取りに来る。 ・コンビニで電子マネー等を購入させ、購入用紙に記載してある番号をFAXや携帯電話で連絡するよう指示をする。 |