ブレーキなし自転車は違反です



ブレーキなし自転車で危険も加速!!

ブレーキなし自転車は整備不良の違反です。

「ピスト」、「フィクシー」と呼ばれる

  • ブレーキ装置を備えない
  • 前輪又は後輪のみにブレーキ装置を備える

自転車や

  • ブレーキ装置が壊れたままになっている
  • ブレーキ装置は備えているが、制動効果が不十分

など整備不良となる自転車で公道を走行することは・・・

道路交通法(同法第63条の9第1項、同法施行規則第9条の3)違反
(5万円以下の罰金)

となる危険な行為です。

ピストレーサー(競技用自転車)

道路交通法施行規則第9条の3

※  前輪と後輪を制動すること。

※  時速10キロメートルでの制動距離3メートル以内(乾燥した平坦な舗装路面)。


【クランク】

往復運動を回転運動に変える装置であり、制動装置に当たらない。

逆回転して減速することが可能であるが、十分な制動を得られず危険。



ピストレーサーの制動力  (実験結果から)

複数の競輪選手がペダル操作により時速30キロメートルから制動した平均値

ピストレーサーの制動力

逆踏切に入るまで

4.5メートル

制動距離

22.5メートル

停止距離
27メートル



普通乗用自動車(ABSなし)で時速30キロメートルから制動

普通乗用自動車の制動力

空走距離

6.25メートル

制動距離

5.06メートル

停止距離
11.31メートル




自転車事故で問われる責任

刑事上の責任

相手を死傷させると「重過失致死傷罪」等となる。

民事上の責任

被害者に対する損害賠償責任を負う。

道義的な責任

被害者やご遺族に対する謝罪等の責任を負う。

高額賠償判決例

高額賠償判決例
賠償額 自転車運転事故の概要 判決
5,438万円 信号無視をした自転車の成人男性が、横断歩道歩行中の女性に衝突した死亡事故 平成19年東京地裁
5,000万円 携帯電話を使用しながら自転車乗車の女子高生が、前方歩行女性に重大な障害が残った衝突事故 平成17年横浜地裁
4,043万円 信号無視をした自転車の男子高生が、オートバイに衝突した死亡事故 平成17年東京地裁
3,138万円 自転車の男子高生が一時停止せず、自転車の女性に衝突した死亡事故 平成14年さいたま地裁
3,124万円 無灯火で自転車乗車の男子中学生が、対面歩行の女性に重大な障害が残った衝突事故 平成14年名古屋地裁

このページの先頭へもどる


代表的な競技用自転車の種類

ピスト

  •   本来は、競輪やトラック競技用に使用することが多いため、変速、ブレーキやフリーギアがついていないのが最大の特徴である。
  •   最近では公道で使用されることが多いため、ブレーキを装備して販売されている場合が多い。
  •   固定ギアであるため車輪が空転せず、婦人用自転車や軽快車のように足を止めることができない。
  •   「トラックレーサー」「ピストバイク」とも呼ばれる。
ピスト



BMX

  •   バイシクル・モトクロスの略。
  •   もともとは不整地を走行する競技用車両であったがフリースタイルと呼ばれる曲芸的な乗り方を見せる競技用車両もある。
  •   最近では公道で使用されることが多いため、ブレーキを装備して販売されている場合もある。
BMX

その他

ビーチクルーザー

  •   海外では、海岸地帯のサーファーたちが砂浜や海岸までの移動手段として販売され曲線を基調としたデザインに人気があり、ファッション性も高いことから、最近では街乗り用としても多く用いられる。
  •   海外で販売されているビーチクルーザーには、前輪ブレーキを装備していない場合が多く、輸入販売している場合にはブレーキを装備していない場合がある。
ビーチクルーザー



これらの競技用自転車等にかかわらず、制動装置を備えていない自転車は、咄嗟の危険に対応できないなど、交通事故を発生させる危険性が高いため、警察では取締りを強化しています。


このページの先頭へもどる