地区別TDM施策


川崎地区TDM施策

概要

川崎市南部地域は、京浜工業地帯に位置しており、産業・通勤用車両が過度に集中し、自動車排気ガス、騒音などが環境基準を超えるなど深刻な状況下にあります。

神奈川県警察では、同地域における交通渋滞、大気汚染の改善を図るため、関係機関と相互に連携したTDM(交通需要マネジメント)を推進しています。

推進状況

神奈川県警察では、「川崎市自動車公害防止計画推進協議会」「東扇島・千鳥地区交通環境改善連絡協議会」「浮島・小島地区交通環境改善連絡協議会」に参画し環境改善を図るため、関係機関と連携した取り組みを行っています。

  新交通管理システム(UTMS)の整備

川崎交通公害低減システム(EPMS)イメージ図

交通公害低減システム(EPMS)

川崎市南部地域では、自動車排気ガスによる交通公害の低減を図るため、主要幹線道路を中心に環境センサーを整備し、得られた環境情報をもとにディーゼル車などのう回誘導案内やきめ細かい信号制御を行っています。

整備前と整備後の窒素酸化物の削減効果がありました。

(平成11年3月〜4月の窒素酸化物0.159ppm→平成14年3月〜4月0.125ppm 測定場所 池上自動車排出ガス測定局)


公共車両優先システム(PTPS)

バス専用・優先レーンと併せて路線バスを優先的に通過できるように信号制御をして、バスの所要時間を短縮し、定時運行をすることにより、マイカーからの利用転換による交通総量削減を図るシステムです。

※ 川崎市内のPTPS整備区間

  • 県道扇町川崎停車場及び市道皐橋水江町(川崎駅前南交差点〜水江町交差点までの間)
  • 国道132号(川崎駅前東交差点〜千鳥町交差点までの間)
  • 国道132号及び県道扇町川崎停車場(川崎駅前東交差点〜昭和駅前交差点までの間)
  • 県道扇町川崎停車場(川崎駅前南交差点〜昭和駅前交差点までの間)
  • 市道南幸町渡田(川崎駅前南交差点〜鋼管交差点までの間)

  その他関係機関の取り組み

道路管理者(国土交通省、川崎市、首都高速道路株式会社)と関係機関が一体となり、環境緑地帯設置、交差点改良、大気浄化施設の整備等、様々な対策を推進しています。

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横浜地区TDM施策

概要

イラスト:バス

横浜地区は、都心のベッドタウンとなる住宅地が多いことから、通勤・通学に利用するマイカーが渋滞の大きな原因となっています。

神奈川県警察は、TDM(交通需要マネジメント)として、マイカー利用からバス利用に転換することによって交通総量の削減を図るため、関係機関と連携してバス優先対策を推進しています。


推進状況

横浜市では「最寄駅まで15分の交通体系整備」を推進するために、平成7年度から「横浜市バス利用促進委員会」を設置し、バス走行環境改善、バス路線拡充等の取り組みに神奈川県警察も積極的に参画しています。

  神奈川県警察は、マイカー利用からバス利用転換による交通総量の削減を図るために、バス優先対策等を関係機関と連携して施策を行っています。

※ 横浜市内のPTPS整備区間

  • 県道横浜上麻生(東神奈川駅前交差点〜岸根交差点までの間)
  • 県道鶴見溝の口(上末吉交差点〜鶴見駅東口入口交差点までの間)
  • 県道弥生台桜木町(日の出町交差点〜桜木町1丁目交差点までの間)
  • 国道133号(大桟橋入口交差点〜桜木町1丁目交差点までの間)
  • 市道栄本町(高島1丁目〜桜木町1丁目交差点までの間)
  • 県道鶴見溝の口及び市道環状2号(新横浜駅入口交差点〜下末吉交差点までの間)
  • 県道横浜鎌倉(日野高校入口交差点〜上大岡駅入口交差点までの間)
  • 県道横浜生田(三ツ沢〜横浜駅西口までの間)
  • 市道環状1号(浅間車庫〜横浜駅西口までの間)
  • 主要地方道山下本牧磯子(山手警察署前交差点〜根岸駅前交差点までの間)

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藤沢地区TDM施策

概要

小田急線、相鉄線、横浜市営地下鉄が乗り入れる「湘南台駅」は、近年、乗客が急増し「藤沢北西部の都市拠点」となっています。

駅の西方には大手自動車工場などの事業所が集まった「桐原工業団地」があるほか、慶應大学などの文教施設があり、いずれも駅から遠距離にあるため、朝夕にはマイカーを利用した通勤・通学者が多く、駅に通じる幹線道路(県道菖蒲沢戸塚)は、慢性的な渋滞となっていました。

神奈川県警察は、TDM(交通需要マネジメント)として、マイカー利用からバス利用に転換することによって交通総量の削減を図るため、関係機関と連携してバス優先対策を推進する対策に取り組みました。

推進状況

国、県、市、警察及びバス事業者で構成する「新たな公共交通システム導入検討委員会」を設置し、連節バスの運行について調整を行いPTPSを整備するなどの施策を実施し、平成17年3月から湘南台駅から慶應大学まで連節バスの運行を開始しました。

※ 藤沢地区のPTPS整備区間

写真:連節バス

  • 県道菖蒲沢戸塚(湘南台駅西口入口交差点〜慶應大学前交差点までの間)
    ※ 整備後、旅行時間が上り線で5分22秒、下り線で2分30秒短縮されました。
  • 藤沢市道(湘南台駅西口入口交差点〜遠藤矢向交差点までの間)

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厚木地区TDM施策

概要

小田急線本厚木駅から約3.7キロメートル離れた厚木アクストメインタワーは、約5,000人が勤務するオフィスビルで、駅から離れていることから通勤時間帯にはバスセンターがバス待ちの人で混雑するとともに、バスに乗車できない人であふれている状況となっていました。

そこで、バスの利便性を高めるため、関係機関との検討会議に参画し検討を重ね、連節バスの導入に向けバス優先対策を推進しました。

推進状況

写真:連節バス

公共交通システムのあり方について検討を行う「厚木市交通政策会議」に参画し、連節バスの運行について検討を重ねました。

連節バスの運行にあたり、交差点改良を行うとともに、PTPSの整備、交通規制の見直しを図り、平成20年2月から本厚木駅から厚木アクストメインタワーまでの間で連節バスの運行が開始されました。


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