電動車いすをご利用のみなさまへ


電動車いすを利用されている方へ





電動車いすを利用中の交通事故が発生しています!

「電動車いす」は歩行が困難な高齢者や障害者などにとって、とても有効な移動手段のひとつとして利用者が増加していますが、それにあわせて電動車いす利用中の交通事故も発生しています。


電動車いすの交通事故件数の推移(神奈川県内)

グラフ:電動車いすの交通事故件数の推移(神奈川県内)


電動車いすの交通事故件数の推移
年別 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年
件数 5件 7件 3件 5件 7件

※電動車いす利用者単独や電動車いす同士又は電動車いすと歩行者の衝突、接触事故は、含まれていません。

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統計からみた電動車いすの交通事故の特徴は・・・

(平成23年から27年までの5年間累計27件の分析結果)

昼間の事故が多い!昼間は明るいので多くの情報が目に入ってきますが、反面、危険を見落とす可能性もあります。一旦止まって確実に安全を確かめましょう。

電動車いすの交通事故の特徴「時間帯別」

グラフ:電動車いすの交通事故の特徴「時間帯別」


電動車いすの交通事故の特徴「時間帯別」
時間帯 0時
〜2時
2時
〜4時
4時
〜6時
6時
〜8時
8時
〜10時
10時
〜12時
12時
〜14時
14時
〜16時
16時
〜18時
18時
〜20時
20時
〜22時
22時
〜24時
人数 2人 0人 0人 0人 4人 5人 1人 7人 3人 3人 1人 1人


事故時の通行目的は、散歩、買い物、訪問など、歩き慣れた道で事故に遭っています!

電動車いすの交通事故の特徴「通行目的別」

イラスト:電動車いすでのお出かけ グラフ:通行目的別


電動車いすの交通事故の特徴「通行目的別」
通行目的 買い物 訪問 散歩 通院 通勤 飲食 その他
人数 6人 4人 3人 3人 1人 1人 9人


自宅付近で事故に遭っています。「ちょっとそこまで・・・」でも油断は禁物です。

電動車いすの交通事故の特徴「自宅からの距離」

イラスト:電動車いすでのお出かけ グラフ:電動車いすの交通事故の特徴「自宅からの距離」

電動車いすの交通事故の特徴「自宅からの距離」
自宅からの距離 50m以下 100m以下 500m以下 1km以下 2km以下 2km超
人数 1人 3人 9人 7人 2人 5人


車いすに座ると、立っている時よりも身長が低くなり、植込みや駐車車両の陰に入りやすくなります。

横断歩道を渡るときも、安全確認を必ずしましょう。

電動車いすの交通事故の特徴「類型別」

イラスト:道路の横断 グラフ:電動車いすの交通事故の特徴「類型別」

電動車いすの交通事故の特徴「類型別」
類型別 横断歩道を
横断中
横断歩道以外を
横断中
背面
通行中
対面
通行中
路上停止中 その他
人数 7人 7人 4人 2人 1人 6人


65才以上の方が全体の事故の30%を占めています!

電動車いすの交通事故の特徴「年齢別」

グラフ:電動車いすの交通事故の特徴「年齢別」


電動車いすの交通事故の特徴「年齢別」
年齢 29歳以下 30歳代 40歳代 50歳代 60〜64歳 65歳以上
人数 4人 2人 5人 4人 4人 8人

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電動車いすの特性

電動車いすに座ったときは、小学校低学年児童の身長と同じ位の大きさとなります。

そのため、電動車いすを利用している人は、視線の高さが低くなり、視野も狭くなります。

また、駐車車両や障害物があると、利用者も運転手からもお互いが見えにくくなりますので安全確認をしっかり行いましょう。


矢印

写真:電動車いす

写真:電動車いす
※小学校低学年児童の身長と同じくらいです。




写真:電動車いす
※利用者は駐車車両で隠れてしまい、運転手からは利用者が見えません。

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電動車いすを利用する上で交通ルールや注意点

また、「電動車いす」は道路交通法により「歩行者」とされていますから、歩行者としてのルールを守らなくてはなりません。

「電動車いす」を利用する上での交通ルールや注意点をまとめました。

その1  出かける前に必ずやりましょう

1 出発前の点検!バッテリーの残量チェックは忘れずに。

2 初めて道路に出るとき。広い場所で十分練習し、介護者を付けたり安全な通行場所と危険な箇所の確認をしましょう。


その2  歩行者としての交通ルールを守りましょう

★  通行する場所は・・・


1 歩道のある道路では、歩道を通りましょう。

2 歩道のない道路では、道路の右側を車両等に注意して通行しましょう。対向する車両等がある場合、安全な場所に停止し通過するのを待ってから通行しましょう。


3 道路の中央は、通行するのはとても危険です。

国家公安委員会の型式認定を受けた電動車いすには、TSマーが貼付されています。



★  道路を横断するときは・・・


1 信号機や横断歩道がある場合は、遠回りでも、信号を守り、横断歩道を横断します。

2 信号機や横断歩道がない場合は、見通しの良いところを探し、直角に横断します。斜め横断は危険です。


3 「青」の点滅信号は、渡り始めてはいけません。すでに青信号の場合は、次の青信号まで待ちましょう。

4 「横断禁止」の標識がある場合は、道路を横断してはいけません。



その3  周囲に十分注意ましょう

1 交差点では、必ず止まって左右を確認し、右折や左折してくる車両等に注意しましょう。

2 交差点の角では、車両には内輪差があるので、巻き込まれないようにしましょう。


3 大型車からは、死角に入り見えにくいので、近づかないようにしましょう。

4 見通しの悪いところから出るときは必ず一旦停止し、左右を確認しましょう。



その4  これは危険です!絶対やめましょう

1 車体からはみ出さない。バランスを崩し転倒するおそれがあります。

2 坂道で、クラッチを切って押したりしない。電磁ブレーキがかからず危険です。

3 二人乗りやけん引はしない。運転操作が不安定になります。



4 携帯電話等を使いながら利用しない。注意が散漫になり危険です。

5 お酒を飲んだら利用しない。判断や操作を誤るおそれがあります。


※電動車いすは、遊具ではありません。子どもが遊ばないようにしっかりと鍵の管理をしましょう。


その5  こんなことにも気をつけましょう

1 坂道、段差、溝、傾斜では、電動車いすの特性を知り、絶対に無理せず、バランスをとり、両手でハンドルをしっかり握ってゆっくり走りましょう。


2 悪天候や夜間の走行は、なるべく控えましょう。(降雨、降雪時、濃霧、強風、ぬかるみ、凹凸の激しい道、深い砂利道など)

3 人通りの多いところを通る時は、他の歩行者と接触しないように気をつけましょう。(接触したとき加害者となることがあります。)


4 服装は、身体の保護、疲労の防止、操作性を考えて選びましょう。

5 突然止まった時は、慌てず速やかに安全な場所へ避難します。移動できないときは、援助者を求めましょう。



電動車いすは、運転免許証を必要とせず手軽に移動でき便利である反面、正しく利用しないと、悲しい事故に遭う危険性も高いことを忘れないで下さい。

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お問合せ先

電動車いすの利用者や介助者、福祉関係職員などを対象にした安全利用教室の開催を検討されている方は、講話や実技のサポートが可能ですのでご相談ください。

イラスト:女性警察官

お問合せ先

交通部交通総務課交通安全教育隊
045−211−1212(代表)

派遣の要請

所在地を管轄する警察署交通課交通総務係安全担当まで、お願いします。



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