「インターネットを使うときのやくそく」について(保護者・教職員向け)


「インターネットを使うときのやくそく(小学校1〜3年生向け)」は、小学校低学年(1〜3年生)の子供達がパソコンや携帯電話でインターネットを使っていく上で、犯罪やトラブルに巻き込まれないために、最低限知っておいた方がよいと思われることについて、神奈川県警察のマスコット「ピーガルくん」といっしょに楽しみながら学習することを目的として作成しました。学校やご家庭で子供達にインターネットを使う上での注意事項を指導する際に、ぜひ、ご利用ください。(あわせて、小学校高学年(4〜6年生)向けの「インターネットを使うときの注意点(小学校4〜6年生向け)」のページもあります。)

なお、利用する際には、下記のポイントをお読みいただき、子供達に十分説明をしてあげてください。



目次

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  名前や住んでいる所を聞かれたら...

名前や住所等の個人情報を教えないように指導してください

子供達がパソコンや携帯電話でインターネットを利用していると、いろいろな人と友達になる機会があります。そうした友達の中には、「名前は何ていうの?」、「住所を教えて!」等と個人情報を聞いてくる人がいるかもしれません。

しかし、インターネットで知り合った友達がかならずしも良識のある者だという保証はありません。良識のない者であった場合には、聞き出した住所等の個人情報が出回ってしまうことも考えられます。


個人情報は悪用される危険性もあります。

また、子供達がメールチャットで親しくしている相手でも、その相手といつまでも親しい関係でいられる保証もないため、住所を教えた後にトラブルとなり、そのトラブルが現実の世界にまで発展してしまうということも考えられます。

ですから、実際に会ったことのない知らない人に、名前や住所を教えないように、子供達に指導してください。

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  インターネットで友だちに、「会おう!」っていわれたら...

誘われたら、必ず保護者や先生に相談するように指導してください

子供達がパソコンや携帯電話でインターネットを利用して知り合った友達から「会おう!」、「いっしょに遊ぼう!」等と誘われることがあると思います。しかし、インターネットの世界は、なりすましが容易にでき、それを悪用する人間が多くいます。

例えば、子供が子供用のチャットに参加していたら、子供になりすまして参加していた幼児性愛者に騙され、誘い出だされて、犯罪に巻込まれるということもあります。

また、子供達に限らず、「出会い系サイト」と呼ばれるメル友等と知り合うきっかけを作るホームページを通じて知り合い、その後、殺人、強姦、恐喝、脅迫等の犯罪に発展する事件が全国で多発しています。

(参考:「インターネットを通じた出会いに注意!!」


パソコンや携帯電話のメール等で誘い出され、犯罪に巻込まれる危険もあります。

ですから、子供達には、「顔の見えないインターネットの友達」は危険性があるということを十分に説明してください。そして、もし「会おう!」、「遊ぼう!」と誘われた場合には、決して一人で会いに行ったり、子供達だけで会いには行かず、必ず保護者や先生に相談するように、子供達に指導してください。

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  知らない人からのメールや、あやしいメールが来たら...

不明なメールは、ぜったいに開かないように指導してください

メールのやりとりをしていると、まったく知らない人からのメールを受取ったり、何が書いてあるかわからないメールを受取ることがあります。

こうしたメールは、不特定多数のアドレスに送信されたアダルトサイト出会い系サイト等の広告メールや、コンピュータウイルスに感染したメールである場合があります。

アダルトサイト出会い系サイト広告メールである場合、子供達が何も知らずにこうしたメールを開き、メールに書かれているアダルトサイトを閲覧してしまったり、出会い系サイトに興味本位で登録してしまう等の危険性があります。

コンピュータウイルスに感染したメールであった場合、そのメールを開いただけでコンピュータウイルスに感染することがあります。そして感染したコンピュータに悪影響を与えるだけでなく、そのコンピュータのアドレス帳等にあるメールアドレスに、コンピュータウイルス付のメールを自動的に送信してしまいます。ですから、信頼できる友達からのメールでも、その友達がコンピュータウイルスに感染した場合には、コンピュータウイルス付のメールを送ってきてしまうことがあります。


ウイルスに感染したメールを開けたことで、他の人にも被害を及ぼすことがあります。

また、コンピュータウイルス付のメールの多くは、受取った人の興味を引いてメールを開かせ感染させるために、ゲームソフトや人気タレントの情報を装ったり、「I love you.」等の多くの人の興味を引くタイトルであることが多く、子供達が興味本位で開いてしまう危険性があります。(但し、コンピュータウイルスの多くは海外で作成されている為、タイトルは英語等の外国語や意味不明の日本語であることが多いです)

ですから、子供達には知らない人からのメールや何が書いてあるかわからないようなメールは、ぜったいに開かないように指導してください。

また、コンピュータウイルスの被害を防ぐ為には、コンピュータにウイルス対策ソフトを導入し、ウイルスのデータベースを常に最新のものにしておく、または利用しているプロバイダウイルス対策サービスを利用する等が効果的です。

(参考:「コンピュータウイルスについて」

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  ホームページを見るときには...

興味本位だけでホームページを見ないように指導してください

インターネット上にはたくさんのホームページがありますが、そのすべてが子供達にとって有益なものではありません。中には子供達にとって、有害な情報もあります。

ですから、子供達がインターネットを利用しているうちに、そうした有害な情報の掲載されているホームページにたどり着いてしまう危険性は十分考えられます。


有害なサイトを閲覧してしまう危険があります

また、アダルトサイトの中には、「入場する」、「入り口」、「はい」等のボタンや女性の写真をクリックしところ会員登録されたとして、料金の請求を受けてしまうページもあり、こうしたことを知らずに、興味本位でそのようなアダルトサイトを見てしまったために、高額な請求を受けるというトラブルに巻込まれることがあります。

(参考:「アクセスしただけで登録されてしまうサイトに注意」)

ですから、興味本位だけでホームページをどんどん見たりせず、内容をよく理解し、わからないことがあれば、必ず保護者や先生に相談するように、子供達に指導してください。

また、子供達が間違って有害な情報にアクセスしないようにするためには、コンピュータにフィルタリングソフトを導入し、子供達が利用する際に有害な情報へのアクセスを禁止するよう設定するのが効果的です。

(参考:「有害情報のレイティングとフィルタリング(財団法人インターネット協会)」

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  インターネットに書き込みをするときには...

できるだけ丁寧な言葉で表現するように指導してください

メール掲示板チャット等のインターネットで会話をする手段は、基本的に文字によるコミュニケーションです。文字によるコミュニケーションは、現実の会話によるコミュニケーションとは異なり、微妙なイントネーションが伝わらず誤解を招くことがあります。

また、相手が見えないことから不用意に他人を不快にさせる発言をしてしまうことがあります。逆に他人から不快な発言をされたり、発言をじゃまされてしまうこともあり、そうした者に注意をしたり、反論したりすることで大きなトラブルとなることもあります。

さらに、インターネットの世界では、いろいろな所からいろいろな人達が参加しているため、意見や考え方の相違からトラブルとなるケースもあります。

(参考:「掲示板、チャット上でのトラブル」


不用意な発言からトラブルになることがあります。

ですから、メール掲示板チャット等でコミュニケーションを取る際には、できるだけ丁寧な文章を書く、自分と違う意見の人がいても非難しない、他人が不快な思いをするような発言はしない、他人に不快な発言をされたり、発言を妨害するようなことをされても相手にせず、保護者や先生に相談するように、子供達に指導してください。

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  インターネットを使うときの決まりを作ろう!

子供達とインターネットを使う上での決まりを作っておきましょう

子供達が学校や家庭でインターネットを利用する際に、犯罪やトラブルに巻込まれないようにするために、インターネットを使う上での決まりごとを作っておきましょう。

決まりごとは、子供達が守るべきことだけでなく、保護者や先生が子供達に約束するべきことがあります。下記の例を参考に検討してください。

子供達に約束してもらうことの例

  • コンピュータやインターネットの利用時間を決めておく。
  • 保護者や先生等信頼できる大人がいないときは、インターネットを使わない。
  • インターネットで知り合った人に、個人情報(住所、氏名、電話番号、家族の名前等)を教えない。また、人物を特定できる写真等も送らない。
  • メール等のID/パスワードは、他人には教えない。
  • インターネットで知り合った人から誘われた場合、一人では絶対行かないで、保護者や先生に相談する。
  • 知らない人からのメールや、意味のわからないメールは、ぜったいに開けないで、保護者や先生に相談する。
  • 興味本位だけでホームページをどんどん見ない。何が書いてあるかわからないような場合には、必ず保護者や先生に相談する。
  • メールチャット掲示板で発言をするときには、嘘やいいかげんなことを書かない。また、自分がされて嫌なことは、他人にも絶対にしない。
  • 何かわからないこと、不安に思うことがあった場合には、保護者や先生等の信頼できる大人に相談をする。
  • これらの約束は、自宅や学校に限らず、図書館や友人宅等でも必ず守る。

保護者・教職員が子供達と約束するべきことの例

  • 保護者の方々も、コンピュータやインターネットについて、子供達といっしょに勉強してください。
  • 教職員の方々は、コンピュータやインターネットの便利さや使い方だけを指導するのではなく、その危険性やインターネットを利用する際のルールやマナー(ネチケット)も指導してください。
  • 子供達がインターネットを利用する際には、危険な目に遭わないように、側で見ていてあげてください。何かわからないこと等があったときには、すぐに手助けをしてあげてください。

子供達と約束すべき事柄はこれらが全てではありません。下記にも子供達と約束すべき事柄についての情報がありますので、あわせてご覧ください。

  Yahoo!きっず ペアレンツガイド(Yahoo!JAPAN のサイト)

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保護者・教職員の方々へのお願い

  教職員の方々へのお願い

  • 学校における情報教育の中では、コンピュータやインターネットの使い方や便利さを教えるだけでなく、その危険性についても指導してください。
  • インターネット上のルールやマナー(ネチケット)についても十分指導してください。
    (参考:「インターネットを利用する方のためのルール&マナー集(財団法人インターネット協会)」
  • 学校のコンピュータから、子供達がどのような情報を閲覧しているか注意してください。
  • 保護者の方々へも、インターネットや携帯電話の危険性等についてお話しください。
  • 学校内のネットワークのセキュリティにも十分注意をしてください。

  保護者の方々へのお願い

  • コンピュータやインターネット、携帯電話等は難しいと避けるのではなく、子供達がどのような使い方をしているかについて関心を持ってください。また、その危険性についても関心を持ってください。
  • 子供達にパソコンや携帯電話を使わせる際には、その利便性だけでなく危険性もあることを十分説明してください。
  • 子供達がどのような情報を閲覧しているか関心を持ってください。
  • 子供達が、インターネットや携帯電話を通じて誰とどのような話をしているのか、関心を持ってください。

  お知らせ

神奈川県警察本部サイバー犯罪対策課では、子供達がサイバー犯罪やインターネット上のトラブルにあわないための防犯活動として、保護者・教職員等学校関係者の方々に対する次の支援をおこなっております。

  情報セキュリティ対策ビデオの貸出し
サイバー犯罪対策課からのお知らせ・情報セキュリティ対策DVD・ビデオについて

  インターネット防犯用パンフレットの配布
サイバー犯罪対策課からのお知らせ・サイバー犯罪防犯用パンフレットについて

  講習会・研修会等への講師派遣
神奈川県内の児童・生徒・保護者・教職員等学校関係者の方々が、子供達の関わるサイバー犯罪やインターネット上のトラブルについての講習会・研修会等を行う際には、講師を派遣することもできます。

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神奈川県警察本部 生活安全部サイバー犯罪対策課

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