少年の非行・犯罪被害防止


少年の非行・犯罪被害防止

平成28年中に検挙・補導した非行少年の総数は3,276人で、平成24年から5年連続して減少していますが、依然として、街頭犯罪(ひったくりや乗り物盗など)の総検挙・補導人員の約5割を少年が占めており、また、刑法犯で検挙した少年の約3人に1人がこれまでにも非行の経験を有している現状にあります。

県警察では、将来を担う少年たちを、非行や犯罪被害から守る活動を推進しているところですが、少年の健全育成を図るためには、家庭や地域の皆さまの協力が必要です。

地域ぐるみで少年の非行や犯罪被害を防止するための活動を推進していきましょう。

これくらいは平気と思っていませんか。

  • 冗談で、「学校に爆弾をしかけた」とインターネット上の掲示板に書き込んだ。
  • 正当な理由がないのに、刃物や鉄棒などを隠し持っていた。
  • うその110番、119番通報をした。
  • 中学生以上の者が、子ども料金で電車やバスに乗った。

これらの行為はほんの一例ですが、すべて犯罪行為です。

「友だちがやっているから。」「軽い気持ちでやってしまった。」

こんな言い訳は通用しません。

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少年の家出は大きな危険が伴います!

  • 非行グループに引き込まれ喫煙や飲酒をしたり、犯罪の被害に遭う危険性が高くなります。
  • お金に困り、万引きや恐喝などの非行をする危険性が高くなります。
  • 寂しさを紛らわせるため、性的な好奇心、お金欲しさなど様々な理由から出会い系サイトやコミュニティサイトにアクセスし、その結果、性的な被害などに遭う危険性が高くなります。

平成28年中に県内で発見・保護した家出少年は941人(前年比マイナス62人)でその約4割を中学生が占めています。

グラフ 家出少年の発見・保護状況 平成24年1,101人、平成25年1,144人、平成26年1,232人 平成27年1,003人、平成28年1,003人

グラフ 家出少年の学校職業別発見保護状況 未就学21人(2.2%)、小学生144人(15.4%)、中学生380人(40.4%)、高校生266人(28.3%)、その他32人(3.4%)、有職少年37人(3.9%)、無職少年61人(6.5%)

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子どもたちを非行から守るためには・・・

何かある! いつもと違う 子の姿

非行に走る前、子どもは必ず何らかのサインを発しています。日常の忙しさに追われ、子どもだけで食事をさせたり、話しかけられても生返事では、子どもが送っているサインを見落としてしまいます。

子どもの「こころの声」に耳を澄ませましょう。

ここ一番 叱る強さが 子を守る

悪いと知りつつ軽い気持ちでやったことが見逃されると、罪悪感が薄れ、繰り返してしまいがちです。早いうちに「悪いことは、悪い!」とはっきり伝えることが大切です。

親子でも 言葉で伝える 大切さ

親の経験や苦労話などを聞くことで、子どもは親を一人の人間として理解しようとし、自分自身の「がんばるエネルギー」とするはずです。ふだんは親を避けていても、困ったときは相談相手になってもらいたい、それが子どもの本心です。子どもと向き合い、しっかり受け止めましょう。

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知っていますか?インターネットがもたらす危険性

  • スマートフォンやケータイだけでなく、ゲーム機やテレビ等でもインターネット機能を有するものがあり、フィルタリングや個別の機能制限設定をしないと、子どもを有害な環境にさらすことになり非常に危険です。
  • 掲示板、ゲームサイト、コミュニティサイトなどでは、見ず知らずの人と知り合い、交信することができるため、悪意のある大人が子どもを狙って接近したり、子ども同士で誹謗・中傷するなど、インターネットを介した犯罪被害やトラブルが増えています。
  • 安全が確認されていないアプリをインストールすると、ウイルス感染により端末内の個人情報や位置情報等が漏洩したり、端末を遠隔操作(通話やメール発信)されることがあります。
  • スマートフォンの無料通話アプリを利用し、IDを交換して見知らぬ人と会い、犯罪被害に遭うケースがみられます。
  • インターネットの利用には、情報の発信者・受信者それぞれに責任があります。犯罪や無用なトラブルに巻き込まれないようサイバー空間における言動にもきちんと責任を持ちましょう。
  • インターネット利用に伴うリスクを理解させるとともに、サイバー空間でも現実社会と同様に「やっていいこと悪いこと」があることを教えましょう。

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子どもたちをインターネットの危険性から守るためには・・・

子どもに「3つの力」をつけさせる

  • 判断力(情報の正否、危険性の有無、行動の善悪などを見極める)
  • 責任力(自己責任で使う)
  • 自制力(誘惑に負けない)

保護者や大人の役割(ペアレンタルコントロール)

保護者による見守りや管理が大切です。

インターネットの「使い方」を教えるのではなく、「使い道」を親子で考えましょう。

  • 子どもが使用するインターネット端末にはフィルタリングを設定しましょう。
    (フィルタリングと個別の機能制限設定は、トラブルから子どもを守る必要最低限の対策です。特にスマートフォンは個別の端末ごとに機能制限の設定が必要です。)
  • フィルタリングが機能しているか、どんなアプリを使っているのかなど、インターネット端末の使用状況をよく確認し、子どもの変化を見逃さないようにしましょう。
  • 個人情報や誹謗中傷等をネット上に書き込む行為や、コミュニティサイトで見ず知らずの他人と交流することの危険性等について話し合い、「インターネットで知り合った人とは絶対に会わない。」等といった「ルールづくり」をしましょう。

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命の大切さを伝えましょう!

全ての人は、かけがえのない大切な存在です。家族や大切な人を失ったときの喪失感、悲しみは計り知れないものがあります。

子どもと一緒に、自分の命、家族の命、友達の命の尊さ、事件・事故の悲惨さやいじめに関すること、人と人との絆の大切さなどについて話し合いましょう。

地域の皆様へ

  • 地域とのつながりを大切にして、子どもを守りましょう。
  • 無関心は、子どもの非行を助長します。
  • 地域の行事などを通して、子どもと触れ合いましょう。
  • 知っている子どもがいたら、一声かけましょう。

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