薬物乱用防止について
ダメ! ぜったい!



大麻にご注意!!

近年、大麻事件での検挙者が増加傾向にあります。

平成28年中の全国の検挙者は2,000人を超え、過去5年で最多となりました。

大麻事件での検挙者は40歳以下が8割を超え、若年層に広がっていることがわかります。

大麻について、「自然の植物だから体に害はない」「依存がない」「海外では合法なところもある」などと有害性、違法性を否定する人がいますが、決してそんなことはありません。

大麻を乱用すると、酒に酔ったような感覚や手足に麻痺が現れると共に、視覚、聴覚、味覚、触覚等の感覚が過敏になります。また、思考が分裂し、イライラしたり不安になり感情が不安定になります。

長く乱用を続けると、幻覚・妄想等の症状が出たり、知的機能が低下し、ものを考えられなくなったり、何もやる気がしない無気力状態になるなど、社会生活に適応できなくなります。

また、抵抗感の少ない大麻に手を染めた後、より強い刺激を求めて覚醒剤等の薬物に発展していく危険性もあります。

あなたの人生を豊かにするのは大麻ではありません。

大麻もダメ!ゼッタイ!

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薬物乱用防止に向けた神奈川県警察の取組

薬物乱用はなぜ「ダメ」なのでしょう?それは人間が生きていくうえで最も大切な脳を侵してしまうからです。更に、薬物乱用により精神障害を発症し、依存症を引き起こします。一度ダメージを受けた脳は決して元の状態には戻りません。その障害は一生ついて回ることになります。

そして、薬物乱用により正常な判断ができなくなる、運動機能がおかしくなる、幻覚・妄想に襲われるなどの障害が起き、多くの事件、事故が引き起こされています。薬物を手に入れるために窃盗、強盗、更には殺人などの犯罪を誘発し、家庭の崩壊、社会秩序の破壊などの要因となります。

薬物乱用は、社会に大きな損失を招くことになり、1回でも「ダメ。ゼッタイ。」と言うことが大切です。薬物乱用に染まっていない多くの人々が薬物乱用の恐ろしさについての正しい知識を身につけて、決して薬物には手を出さない、薬物乱用を許さない社会を作っていきましょう。

神奈川県警察では、関係機関・団体の皆様の協力を得て、県民の皆様に薬物乱用の恐ろしさについて認識していただくための各種対策を実施しています。

キャンペーン

薬物乱用防止キャンペーンin横濱(クイーンズスクエア横浜)

写真:キャンペーンの様子

平成29年9月10日(日曜日)、薬物銃器対策課では、横浜市薬剤師会及び横浜薬科大学が主催した「薬物乱用防止キャンペーンin横濱」に参加し、会場の一角に薬物乱用防止コーナーを設けて、広報啓発を実施しました。



ふれあい警察展(クイーンズスクエア横浜)

写真:警察展の様子

平成29年7月27日(木曜日)及び28日(金曜日)、薬物銃器対策課では、広報県民課が主催した「平成29年ふれあい警察展」に参加し、会場の一角に薬物乱用防止コーナーを設けて、広報啓発を実施しました。



政令指定都市薬剤師会全国統一薬物乱用防止キャンペーン(JR武蔵溝ノ口駅前)

写真:キャンペーンの様子

平成29年7月22日(土曜日)、薬物銃器対策課及び高津警察署では、一般社団法人川崎市薬剤師会が主催の「政令指定都市薬剤師会全国統一薬物乱用防止キャンペーン」に参加し、川崎市と協力して啓発物品を配布しながら薬物乱用防止についての広報啓発を実施しました。




政令指定都市薬剤師会全国統一薬物乱用防止キャンペーン(JR桜木町駅前広場)

写真:キャンペーンの様子

平成29年7月22日(土曜日)、薬物銃器対策課及び広報県民課音楽隊では、一般社団法人横浜市薬剤師会が主催の「政令指定都市薬剤師会全国統一薬物乱用防止キャンペーン」に参加し、横浜市及び横浜薬科大学等と協力して啓発物品を配布しながら薬物乱用防止についての広報啓発を実施しました。




「ダメ。ゼッタイ。」普及運動街頭キャンペーン(横浜駅東口新都市プラザ)

写真:キャンペーンの様子

平成29年7月19日(水曜日)、薬物銃器対策課では、薬物クリーンかながわ推進会議が主催の平成29年度「ダメ。ゼッタイ。」普及運動街頭キャンペーンに参加し、啓発物品を配布しながら薬物乱用防止についての広報啓発を実施しました。




薬物乱用防止キャンペーン(等々力陸上競技場)

写真:キャンペーンの様子

平成29年7月1日(土曜日)、薬物銃器対策課及び中原警察署では、川崎フロンターレ本拠地試合開催日に川崎市主催の薬物乱用防止キャンペーンに参加し、一般社団法人川崎市薬剤師会及び青少年指導員と協力して啓発物品を配布しながら薬物乱用防止についての広報啓発を実施しました。




薬物乱用防止キャンペーン(山田富士公園)

写真:山田富士公園でのキャンペーンの様子

平成29年4月1日(土曜日)、薬物銃器対策課及び少年育成課は、横浜市都筑区の山田富士公園で開催された「さくら祭り」において、薬物乱用防止ブースの設置、啓発物品の配布等を実施し、薬物乱用防止広報啓発を実施しました。



薬物乱用防止講演

写真:講演の様子

薬物銃器対策課には薬物捜査伝承官(警察OB)がおり、後輩捜査員に対して様々なアドバイスをしていますが、そういった仕事の傍ら、薬物捜査員として長年第一線で経験したことを踏まえ、臨場感あふれ心に響く薬物乱用防止講演を企業・団体・学校等の依頼により実施しています。



薬物捜査伝承官の一言

『なぜ厳しく罰せられるのに違法薬物に手を出してしまうのか』

なぜ、今の若者が安易な気持ちで違法薬物に手を出すのか、その理由は「違法性、危険性、有害性」を認識していないことが原因と言われています。

では、なぜ「違法性、危険性、有害性」を認識していないのか。

  •  薬物の名称が、「覚せい剤はエス、スピード、アイス」、「大麻は草、野菜、葉っぱ」、「MDMAはタマ、バツ、エクスタシー」等とファッション感覚で呼ばれていること。
  •  薬物の使用方法が、注射器を使うのではなく炙りと言って煙を吸う方法や錠剤を水で飲む方法等の健康補助食品の様に思われていること。
  •  インターネットや先輩等から「ダイエットに効くよ、受験勉強にも集中できるよ、歯痛、風邪が一発で治るよ、皆がやっているよ、だれにも迷惑かけないよ」等と「間違った知識」や「間違った仲間意識」を得ていること。

等が原因の一つと考えられます。

薬物は一時的瞬間的に、快楽感、多幸感、爽快感を満たすことができると言われていますが、その薬理効果がなくなった後に、その反作用、副作用として極度の疲労感、倦怠感、無力感、不安感、孤独感、悲壮感、不快感の症状が必ず現れます。

そして、その症状を取り除くためにまた薬物を使用したり、薬物の量が増えていき瞬く間に薬物の常習者、中毒者になってしまうのです。

薬物を乱用して得られる薬理効果は、数分から数時間ですが、薬理効果が切れた後の疲労感、倦怠感、無力感、不安感、孤独感、悲壮感、不快感は数日から数週間、数ヶ月間続くと言われています。

違法薬物に手を出すと

  • 時間や約束を守れなくなり日常生活が乱れます
  • お金を失います
  • 信用を失います
  • 友人を失います
  • 学校、仕事を失います
  • 家族を失います
  • 各種事件事故を起こします
  • 自分の健康を害し、命を失います

◎ 薬物はダメ、ゼッタイ!!

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覚醒剤の薬理作用

たった一度が命取り

覚醒剤を使用すると、薬理作用として、眠気、疲労感覚等が消滅して頭がさえたような感覚になり、さらに気分の高まりを覚え、陽気になるという効果をもたらします。その結果、単純な作業の効率は高まるといわれていますが、慎重な判断、集中力を必要とする仕事の能率は低下するといわれています。したがって頭がさえたようになる感覚は、ほとんど錯覚です。

しかし、このような効果も数時間程度で切れ、以後、脱力、疲労、けん怠感に襲われます。そこで薬切れの不快感から逃れようとしたり、最初の良い気分を求めようとするため連続使用が始まります。連続使用から過度の睡眠不足と食欲減退に襲われ、さらには、幻覚や妄想等の中毒症状が現れるようになります。そして、発作的に他人に危害を加える行為にでることがあります。


薬物を乱用すると、たった一度のことで死に至ったり、やめてから数年後に後遺症が表れることもあります。薬物乱用は、ぜったいにやめましょう。

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薬物供給ルートの遮断

乱用されている薬物のほとんどが、海外から密輸入されています。

警察では、これを水際でとめるため、税関や入国管理局等の関係機関、薬物の生産国、密輸入中継国の取締り担当局との連携を強め、その壊滅に全力をあげています。

暗躍する暴力団

覚醒剤の密輸入・密売は莫大な利益を産み、社会の敵である暴力団が不当な利益を上げ、善良な市民が苦しむ結果につながっています。

暴力団全体としては、暴力団対策法等の効果で徐々に勢力が減少していますが、その資金源としての覚醒剤を徹底的に根絶することによって、さらに彼らの動きを封じる必要があります。

国際麻薬犯罪組織の活動の特性

イラスト:薬物供給ルート

麻薬等薬物の密造、密輸、密売の各段階に根深く介入している国際麻薬犯罪組織は、ほかの合法ビジネスと同じように、製造、輸出、営業、財務、法務、総務などの部門を組織の内外に持っており、銀行家や弁護士をも巻き込んで、極めて大規模な経済活動を展開しています。

世界の薬物不正取引による収益は、3,000億ドルとも、5,000億ドル以上とも言われ、各国の取締りに対して、輸送方法を変えたり、新たな販売方式の工夫、技術革新など様々な方法で市場を確保し続けており、機能の面からみれば、一般の企業とほとんど変わるところがありません。


諸外国における麻薬犯罪組織撲滅への対策

世界各国で、麻薬犯罪組織をはじめとする犯罪組織の効率的な壊滅のために、組織に資金面から経済的な打撃を与えるなど、組織の性質に即した取締り手法を駆使しています。

我が国でも、平成4年7月から「国際的な協力の下に規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図るための麻薬及び向精神薬取締法の特例等に関する法律」(麻薬特例法)が施行され、国際的コントロールド・デリバリーのための上陸・通関手続、マネー・ローンダリングの規制、不法収益の没収・追徴のための財産保全(凍結)、没収等に関する国際共助等について必要な事項が定められています。

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No!薬物「運び屋」

「運び屋」への誘いに乗らない

薬物犯罪組織等は、知人の紹介、元同僚、学生時代の先輩・後輩等、あらゆる人間関係を利用して「運び屋」になるように誘ってきます。

違法な薬物には絶対に関わらない

薬物「運び屋」は、重大な犯罪です。日本でも外国でも重い罪で厳しく処罰されます。

不用意に他人から荷物を預からない

他人から預かった荷物でも、自分の携帯品の中身については責任を問われます。

「知らなかった」、「分からなかった」ではすみません。


チョコレートを偽造して密輸された覚醒剤

「運び屋」の事例とその刑罰

薬物犯罪組織等からの誘いに応じ、安易な気持ちや報酬目当てで薬物の「運び屋」になり、密輸入等の罪で検挙される者が増えています。

事例1

仕事もなく、居候先の男に相談していたところ、「海外旅行に行ってくるだけで50万円くらいになる仕事がある。渡航費用も心配いらない。」と誘われ、金欲しさから「運び屋」になった。

(懲役8年 罰金300万円)

事例2

刑務所仲間から、「仕事がある。シャブの密輸。警察から見つかっても、外人から無理矢理運ばされたと言え。お礼はする。」と誘われ、出所後に世話になっていたことと金欲しさから「運び屋」になった。

(懲役9年 罰金250万円)

事例3

客から、「フィリピンや中国から覚醒剤を運ぶ事で300万の報酬が入る。やれば借金も返せるだろう。みんなX線や麻薬犬もクリアして100%成功している。」と誘われ、借金返済と金欲しさから「運び屋」になった。

(懲役8年 罰金400万円)

事例4

借金返済後、再度、借金を申し込んだところ、「儲け話がある。ヤバい仕事。スーツケースをマレーシアから持って帰るだけ。」と誘われ、会社の運営資金等欲しさから「運び屋」になった。

(懲役7年 罰金300万円)

事例5

元職場の同僚から、「海外からカバンを運ぶ仕事をしないか。」と誘われ、金欲しさから「運び屋」になった。その後、同僚から紹介された者から「カバンの蓋の内側に物を隠している。X線検査も検知されない。」と言われた。

(懲役8年 罰金450万円)

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覚醒剤 ・大麻などの薬物の追放にご協力を!

人生を狂わせ、家庭を崩壊し、社会に害をもたらす覚醒剤 ・大麻などの薬物を撲滅するためには、皆さん一人一人に薬物の恐ろしさを再認識していただくことが大切です。

暴力団や不良外国人などの麻薬密売人は、金儲けのために皆さんを誘惑します。薬物に手を出して、良いことは一つもありません。

皆さんの手で、覚醒剤 ・大麻などの薬物を社会から追放しましょう!


問合せ先
神奈川県警察本部刑事部組織犯罪対策本部 薬物銃器対策課
又は、 最寄りの警察署

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