STOP! THE 少年非行



STOP! THE 少年非行

平成26年中の少年非行のあらまし

考えよう  やっていいこと  悪いこと

<青少年の非行防止・健全育成の統一標語>

はじめに

少年の非行防止・犯罪被害防止は家庭・学校・地域の連携で!

神奈川県内における少年非行の情勢は、窃盗等の刑法犯で検挙・補導した少年は、9年連続して減少している一方、路上強盗、ひったくり、乗り物盗などの街頭犯罪では約6割を少年が占め、また、刑法犯で検挙した少年のうち、約3人に1人が再非行少年であるなど、憂慮すべき状況です。

また、携帯電話やスマートフォンの急速な普及により、少年が違法・有害情報に触れる危険性が高まっているほか、薬物関係では、身体に有害な成分が含まれている「危険ドラッグ」が、「合法ハーブ」や「お香」などと称して販売されているなど、少年の健全育成を阻害する新たな環境が生まれています。

少年を非行や犯罪被害から守るためには、早い段階から、子どもたちの規範意識を醸成し、「やっていいこと、悪いこと」、「危険から身を守るために必要なこと」等をしっかり理解させたり、少年の健全育成に好ましくない環境を浄化するなど、家庭、学校、地域が連携して、非行防止、犯罪被害防止に取り組むことが大切です。

こちらでは、平成26年中の少年非行の概要や非行防止のポイントなどを紹介しています。

家庭や学校、地域のみなさんで、子どもたちの問題について話し合う際の参考にしていただければ幸いです。



用語の意味

非行少年

犯罪少年、触法少年及びぐ犯少年の総称

犯罪少年
罪を犯した14歳以上20歳未満の少年

触法少年
刑罰法令(刑法犯、特別法犯)に触れる行為をした14歳未満の少年

ぐ犯少年
少年法に定める一定要件に該当し、かつ、性格又は環境に照らして、将来、罪を犯し、又は刑罰法令に触れる行為をするおそれのある少年

不良行為少年

非行少年に該当しないが、飲酒、喫煙、深夜はいかいその他自己又は他人の徳性を害する行為をしている少年

刑法犯

「刑法」に規定する罪(道路上の交通事故に係る第208条の2及び第211条に規定する罪を除く。)及び「爆発物取締罰則」、「決闘罪ニ関スル件」、「暴力行為等処罰ニ関スル法律」、「盗犯等ノ防止及処分ニ関スル法律」、「航空機の強取等の処罰に関する法律」、「火炎びんの使用等の処罰に関する法律」、「航空の危険を生じさせる行為等の処罰に関する法律」、「人質による強要行為等の処罰に関する法律」、「流通食品への毒物の混入等の防止等に関する特別措置法」、「サリン等による人身被害の防止に関する法律」、「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」、「公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律」並びに「公衆等脅迫目的の犯罪行為のための資金の提供等の処罰に関する法律」に規定する罪

凶悪犯
殺人、強盗、放火及び強姦の罪を犯したもの

粗暴犯
暴行、傷害、脅迫、恐喝及び凶器準備集合の罪を犯したもの

窃盗犯
窃盗の罪を犯したもの

知能犯
詐欺、横領、偽造等の罪を犯したもの

風俗犯
賭(と)博及びわいせつの罪を犯したもの

特別法犯

刑法犯以外の罪(道路交通法、自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律、自動車の保管場所の確保等に関する法律等の道路交通関係法令に規定する罪を除く。)

街頭犯罪

路上強盗、ひったくり、車上ねらい、部品ねらい、自動販売機ねらい、自動車盗、オートバイ盗及び自転車盗をいう

法令の名称

迷惑行為防止条例
神奈川県迷惑行為防止条例

青少年保護育成条例
神奈川県青少年保護育成条例

出会い系サイト規制法
インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律

風営適正化法
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律

児童買春・児童ポルノ禁止法
児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律

銃刀法
銃砲刀剣類所持等取締法

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非行防止のポイント

保護者のみなさんへ ‐伝えたい  親の愛情  子の気持ち‐

  何かある!  いつもと違う  子の姿

非行に走る前、子どもは必ず何らかのサインを発しています。

日常の忙しさに追われ、つい子どもだけで食事をさせたり、話しかけられても生返事では、子どもが送っているサインを見落としてしまいます。

子どもの「こころの声」に耳を澄ませましょう。


  ここ一番  叱る強さが  子を守る

子どもは、集団になると、「良くないこと」と分かっていても、軽い気持ちでついやってしまうことがあります。

悪いと知りつつ軽い気持ちでやったことが見逃されると、罪悪感が薄れ、繰り返してしまうようになりがちです。気づいたときに、「悪いことは、悪い!」とはっきり伝えることが大切です。


  親子でも  言葉で伝える  大切さ

親の経験や失敗談、仕事の苦労話などを聞くことで、子どもは親を一人の人間として理解しようとし、また、自分自身の「がんばるエネルギー」とするはずです。

ふだんは親を避けていても、困ったときは相談相手になってもらいたい。それが子どもの本心です。子どもと向き合い、子どもの気持ちをしっかり受け止めましょう。

地域のみなさんへ  ‐よその子も  わが子も同じ  地域の子‐

  子の姿  今の社会を  映し出す

現代社会は、物や、欲望を満たすための情報があふれています。みんなで声をかけ合い、地域ぐるみで社会環境の健全化に取り組みましょう。


  見逃さない!  深夜はいかい  酒・タバコ

保護者は、特別な事情がある場合のほかは、深夜(午後11時から午前4時まで)に青少年(18歳未満)を外出させてはならないことが、県青少年保護育成条例で定められています。

また、未成年者の喫煙・飲酒は法律で禁止されています。

子どもは、「誰にも迷惑をかけていない。」と言いますが、これらが、子どもの身体や心へ悪影響を及ぼすことはもちろんのこと、重大な非行へのきっかけになることも心配されます。大人が「これくらい・・・・」と見過ごすことなく、地域の子どもに「声」をかけましょう。


  あいさつは  あふれる笑顔の  合言葉

子どもの非行の背景として、規範意識の低下や、コミュニケーション能力の不足などが指摘されています。地域のみんなであいさつを交わし、子どもの健やかな成長を見守りましょう。


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平成26年中の少年非行の概要

平成26年中に県内で検挙・補導した非行少年は4,589人で、前年に比べ420人(8.4%)減少しています。

刑法犯で検挙・補導した少年は9年連続で減少しており、過去10年で最も多かった平成17年(10,900人)と比べ6,965人(63.9%)減少しています。

非行少年等の検挙・補導状況

非行少年等の検挙・補導状況
区分 22年 23年 24年 25年 26年
非行少年 合計 7,601人 7,807人 5,670人 5,009人 4,589人
刑法犯 犯罪少年 6,147人 5,853人 4,749人 4,141人 3,605人
触法少年 444人 473人 331人 307人 330人
6,591人 6,326人 5,080人 4,448人 3,935人
特別法犯 犯罪少年 990人 1,451人 564人 552人 637人
触法少年 8人 15人 13人 3人 7人
998人 1,466人 577人 555人 644人
ぐ犯少年 12人 15人 13人 6人 10人
不良行為少年 139,376人 146,863人 93,908人 48,241人 41,666人
少年人口(10〜19歳) 800,949人 824,967人 816,972人 816,727人 818,554人
刑法犯少年の人口比 8.2人 7.7人 6.2人 5.4人 4.8人

1  不良行為少年については、平成21年1月1日から統計の基準を変更した。

2  人口比とは、少年人口(10〜19歳)1,000人当たりの検挙・補導人員をいう。

平成26年非行少年の検挙・補導状況の詳細はこちらから


  刑法犯の検挙・補導人員は全国第3位

刑法犯で検挙・補導した少年は3,935人で、全国で3番目となっています。

刑法犯の検挙・補導人員 大阪 犯罪少年4,386人 触法少年1,553人 東京 犯罪少年4,589人 触法少年1,348人 神奈川 犯罪少年3,605人 触法少年330人 愛知 犯罪少年3,155人 触法少年518人 福岡 犯罪少年3,031人 触法少年457人

  *  気付いてる?  持ち物・服装  言葉遣い

子どもの変化はちょっとしたところに表れます!

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刑法犯の学校・職業別、年齢別状況

平成26年中に刑法犯で検挙・補導した少年を学校・職業別で見ると、中学生が1,585人と最も多く、次いで高校生の1,404人となっており、中・高校生で全体の76%を占めています。

年齢別では、15歳以下が全体の53.2%を占めており、14歳が891人と最も多くなっています。

刑法犯の学校・職業別推移

刑法犯の学校・職業別推移
区分 22年 23年 24年 25年 26年
小学生以下 40人 58人 36人 44人 65人
中学生 2,652人 2,515人 1,859人 1,727人 1,585人
高校生 2,394人 2,219人 1,833人 1,561人 1,404人
大学生 364人 372人 280人 248人 179人
その他の学生 100人 95人 85人 73人 64人
有職少年 470人 462人 506人 415人 362人
無職少年 571人 605人 481人 380人 276人
合計 6,591人 6,326人 5,080人 4,448人 3,935人

備考:「小学生以下」、「中学生」には、触法少年を含む。

刑法犯の年齢別推移

刑法犯の年齢別推移
区分 22年 23年 24年 25年 26年
14歳未満 444人 473人 331人 307人 330人
14歳 1,512人 1,384人 1,058人 1,001人 891人
15歳 1,440人 1,399人 1,053人 928人 874人
16歳 1,255人 1,194人 1,000人 840人 721人
17歳 813人 759人 690人 576人 450人
18歳 600人 587人 488人 401人 365人
19歳 527人 530人 460人 395人 304人
合計 6,591人 6,326人 5,080人 4,448人 3,935人

イラスト:万引き

  *  ダメなこと  しっかり教える  揺るがぬ姿勢

悪いことは悪い!  大人の一貫した指導と姿勢が大切です。

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刑法犯の罪種別状況

刑法犯で検挙・補導した人員(成人を含む)19,171人のうち、20.5%(前年23.1%)を少年が占めています。

罪種別で見ると、窃盗犯が9年連続で減少しています。

刑法犯の罪種別推移

刑法犯の罪種別推移
区分 22年 23年 24年 25年 26年
凶悪犯 殺人 2人 1人 1人 3人 1人
強盗 34人 73人 43人 48人 19人
放火 0人 4人 9人 4人 6人
強姦 5人 4人 10人 12人 8人
小計 41人 82人 63人 67人 34人
粗暴犯 暴行 109人 105人 106人 75人 84人
傷害 482人 506人 422人 399人 316人
脅迫 5人 11人 7人 14人 10人
恐喝 115人 128人 176人 74人 48人
凶器準備集合 0人 3人 0人 0人 0人
小計 711人 753人 711人 562人 458人
窃盗犯 3,525人 3,297人 2,653人 2,519人 2,352人
知能犯 86人 95人 47人 41人 61人
風俗犯 52人 63人 59人 56人 53人
その他 占有離脱物横領 1,369人 1,327人 1,019人 793人 613人
住居侵入 477人 402人 282人 198人 186人
その他 330人 307人 246人 212人 178人
小計 2,176人 2,036人 1,547人 1,203人 977人
合計 6,591人 6,326人 5,080人 4,448人 3,935人

イラスト:傷害

  *  よいところ  認めて子どもは  伸びていく

子どもの変化に親が動揺せず、どっしりとかまえ、心の支えになりましょう。

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刑法犯ワースト5

万引き・占有離脱物横領・自転車盗・傷害・オートバイ盗で検挙・補導した少年は2,746人で、刑法犯全体の69.8%を占めています。

万引きが1,129人で最も多く、刑法犯全体の28.7%、窃盗犯の48.0%を占めていますが、平成22年(1,548人)と比較すると、419人(27.1%)減少しています。

平成26年中の刑法犯ワースト5 万引き1,129人 占有離脱物横領613人 自転車盗447人 傷害316人 オートバイ盗241人

グラフ:刑法犯ワースト5の推移


刑法犯で検挙・補導した少年の占める割合 万引き28.7% 占有離脱物横領15.6% 自転車盗11.4% 傷害8.0% オートバイ盗6.1% その他30.2%

イラスト:自転車盗


備考:「占有離脱物横領」とは、公園や路上等に放置してある自転車やオートバイなど、占有を離れた他人の物を横領する行為をいう。

非行の入口となりやすい万引きや乗り物盗を行うことにより、罪悪感が低下していき、やがて、悪い仲間からの誘いを断れず、薬物乱用や路上強盗、ひったくり等の非行に進む危険性があります。

  *  悪ふざけ  遊びのつもりは  通じない

出来心や遊びのつもりでも「犯罪」になることを教えましょう。

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少年の街頭犯罪

路上強盗、ひったくり、自動販売機ねらい、車上ねらい、部品ねらい、自動車盗、オートバイ盗、自転車盗の8罪種を街頭犯罪と呼んでいます。

街頭犯罪の検挙・補導人員は1,011人で、前年に比べ、176人、14.8%増加しており、手口別では自動販売機ねらい、部品ねらいが増加しています。

乗り物盗(自転車盗、オートバイ盗及び自動車盗)で検挙・補導した少年は703人で、少年の街頭犯罪の69.5%を占めています。

少年の街頭犯罪の検挙・補導人員の推移

少年の街頭犯罪の検挙・補導人員の推移
区分 22年 23年 24年 25年 26年
路上強盗 18人 42人 21人 34人 7人
ひったくり 68人 49人 22人 31人 29人
自動販売機ねらい 37人 44人 74人 199人 208人
車上ねらい 17人 16人 17人 22人 16人
部品ねらい 55人 74人 50人 45人 48人
自動車盗 15人 17人 26人 20人 15人
オートバイ盗 527人 410人 346人 288人 241人
自転車盗 897人 818人 587人 548人 447人
合計 1,634人 1,470人 1,143人 1,187人 1,011人

  成人を含めた検挙・補導人員に占める少年の割合

成人を含む街頭犯罪の総検挙・補導人員1,684人のうち、少年が60.0%(前年62.2%)を占めています。

少年が占める割合が高い罪種は、自動販売機ねらい(95.0%)、オートバイ盗(92.7%)、部品ねらい(67.6%)自転車盗(49.0%)となっています。

イラスト:ひったくり

これらの非行は、集団で敢行している場合があり、少年一人一人に対して、非行集団からの離脱や居場所づくりなど、少年の周りにいる大人たちが立ち直り支援に関わっていくことが必要です。

  *  負けないで!  反抗しながら  試す愛

親は、子どもの反抗の裏側にある不安を受け止め、愛情を伝えましょう。


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特別法犯の状況

平成26年中に特別法犯で検挙・補導した少年は644人で、前年に比べ89人(16.0%)増加しています。学校・職業別では高校生が237人で最も多く、全体の36.8%を占めています。

特別法犯の推移

特別法犯の推移
区分 22年 23年 24年 25年 26年
軽犯罪法 681人 1,114人 310人 297人 362人
迷惑防止条例 70人 100人 82人 83人 89人
青少年保護育成条例 23人 15人 8人 11人 15人
銃刀法 18人 14人 14人 11人 9人
児童買春・児童ポルノ禁止法 31人 24人 17人 44人 48人
出会い系サイト規制法 61人 59人 38人 23人 23人
薬物関係法令 43人 50人 26人 22人 23人
その他 71人 90人 82人 64人 75人
合計 998人 1,466人 577人 555人 644人

*軽犯罪法違反は、禁止区域等立入、火気乱用、凶器携帯等である。

*その他は、児童福祉法違反、風営適正化法違反等である。

  危険な薬物乱用

平成26年中に薬物乱用で検挙・補導した少年は23人で、学校・職業別では有職・無職少年が計19人で、全体の82.6%を占めています。

薬物乱用の推移

薬物乱用の推移
区分 22年 23年 24年 25年 26年
毒物及び劇物取締法違反 12人 8人 4人 5人 4人
覚せい剤取締法違反 16人 21人 12人 9人 13人
大麻取締法違反 12人 17人 9人 6人 4人
麻薬及び向精神薬取締法違反 3人 4人 1人 2人 2人
合計 43人 50人 26人 22人 23人

危険なガス吸引

イラスト:危険なガス吸引

  • ガス吸引とは、ブタンガス(ライター用ガス、家庭用卓上ガスボンベ、制汗スプレー等)を吸引する行為です。
  • 吸引すると、気分は一時的に高揚しますが、恐怖感、幻聴、妄想などの症状が見られ、脳に障害が残ることもあります。また、最悪の場合、窒息死する場合があり、県内でも死亡者が出ています。
  • 室内に充満したガスに引火して、爆発を起こし、大怪我をしたり、火災を引き起こす場合があります。


「危険ドラッグ」は、ダメ!ゼッタイ!

  • 最近では、「合法ハーブ」、「お香」、「アロマ」等と称して、危険ドラッグが店舗やインターネットを通じて販売されています。
  • 危険ドラッグの吸引により、意識障害、嘔吐、痙攣、呼吸困難等を起こし、病院に搬送される事案が全国で発生しているほか、乱用者が犯罪を犯したり、重大な交通事故を引き起こしたりする事案が後を絶たず、深刻な社会問題となっています。
  • こうした危険ドラッグの使用は、麻薬、覚醒剤、大麻等の乱用にもつながります。

  *  薬物は  心のスキマに  入りこむ

誘われても、きっぱりと断る勇気を持たせましょう。

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不良行為少年の状況

平成26年中に不良行為少年として補導した少年は4万1,666人で、深夜はいかい、喫煙で補導した少年が94.9%を占めています。

学校・職業別では、高校生が2万2,864人で全体の54.9%、中学生が6,188人で全体の14.9%を占めています。

不良行為少年の推移

イラスト:深夜はいかい

不良行為少年の推移
区分 22年 23年 24年 25年 26年
飲酒 2,182人 2,461人 1,664人 1,030人 960人
喫煙 49,241人 52,443人 31,363人 15,663人 12,822人
深夜はいかい 84,339人 88,911人 59,327人 30,811人 26,734人
迷惑行為 1,010人 1,006人 598人 321人 511人
怠学 1,385人 1,076人 540人 224人 216人
その他 1,219人 966人 416人 192人 423人
合計 139,376人 146,863人 93,908人 48,241人 41,666人

*その他の主な行為は、粗暴行為、不健全娯楽、家出等である。

*平成21年1月1日から統計の基準を変更した。


不良行為少年の行為別状況 深夜はいかい26,734人(64.2%) 喫煙12,822人(30.8%) 飲酒960人(2.3%) 迷惑行為511人(1.2%) 怠学216人(0.5%) その他423人(1.0%)

不良行為少年の学校・職業別状況 小学生以下85人(0.2%) 中学生6,188(14.9%) 高校生22,864人(54.9%) その他の学生1,540人(3.7%) 有職少年4,724人(11.3%) 無職少年6,265人(15.0%)



危険と隣り合わせの不良行為

「深夜はいかい」をきっかけに非行集団に引き込まれたり、犯罪の被害に遭う可能性が高くなります。

また、少年の「飲酒」や「喫煙」は、成長期の身体や心に悪影響を与えます。

「飲酒」や「喫煙」を繰り返すうちに、薬物への抵抗感、罪悪感が低下し、薬物乱用や他の非行へと踏み込んでしまう危険性が高くなります。

  *  このくらい  その繰り返しが  犯罪に

小さな芽のうちにしっかりと対応しましょう。

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少年の福祉を害する犯罪

金銭、品物等を渡して児童に性的な行為をする児童買春や、風俗営業店で18歳未満の者に客の接待をさせるなどの犯罪は、少年の心身に有害な影響を与え、健全な育成を阻害するおそれがあるため、これらの犯罪を一般的に少年の福祉を害する犯罪と呼んでいます。また、このような犯罪の中には、暴力団等が関与している実態もみられます。

福祉犯罪の推移 (刑法犯を含む)

福祉犯罪の推移 (刑法犯を含む)
区分 22年 23年 24年 25年 26年
検挙件数 1,135件 1,139件 1,055件 1,129件 1,189件
検挙人員 1,047人 1,028人 941人 984人 974人
被害少年 813人 849人 779人 777人 865人

福祉犯罪検挙人員法令別状況 児童買春・児童ポルノ禁止法302人(31.0%) 未成年者喫煙禁止法202人(20.7%) 県青少年保護育成条例165人(16.9%) 刑法137人(14.1%) 出会い系サイト規制法38人(3.9%) 児童福祉法58人(6.0%) 風営適正化法23人(2.4%) その他49人(5.0%)

イラスト:出会い系サイト


平成26年中、少年にタバコを販売した小売店や、子どもの喫煙を容認した保護者等を未成年者喫煙禁止法違反で202人を検挙しています。

環境の健全化は大人の責任

少年は心身ともに未熟であり、環境に大きく影響されます。

少年にとって好ましくない環境は、一部の業者の利益優先主義と大人の享楽的な風潮などによって生み出されています。

大人が責任を持ち、みんなで声をかけ合って、地域ぐるみで環境の健全化に取組みましょう。

  *  振り向けば  君を見守る  人がいる

まわりの人から大切にされたとき、子どもは自分を大切にします。

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ケータイ・スマホがもたらす危険性

携帯電話やスマートフォン等の急速な普及により、これらを利用した非行、犯罪被害、トラブル等が多く発生しています。

  ケータイ・スマホに関係した犯罪被害状況

平成15年に出会い系サイト規制法が制定されたため、出会い系サイト利用による犯罪被害は減少しています。最近では、SNS、プロフィールサイト、ゲームサイト等のいわゆるコミュニティサイトの利用から犯罪被害に遭うケースが増加しています。

出会い系サイト等を利用した事件の被害児童推移 平成22年出会い系サイト63人その他のサイト147人 平成23年出会い系サイト51人その他のサイト136人 平成24年出会い系サイト36人その他のサイト117人 平成25年出会い系サイト25人その他のサイト163人 平成26年出会い系サイト32人その他のサイト109人

学校職業別の割合:出会い系サイト小学生0人中学生10人高校生10人有職少年1人無職少年11人、その他のサイト小学生3人中学生44人高校生51人有職少年0人無職少年11人


ケータイ・スマホを利用した犯罪被害の事例

  • 女子高校生は、スマートフォンのコミュニティサイトで知り合った相手の求めに応じて裸の写真を送信したところ、相手から「写真をばら撒かれたくなかったらもっと裸の写真を送れ」と脅迫され、強要の被害に遭った。

  ケータイ・スマホを利用したその他の犯罪・トラブル等

  • 誹謗中傷が書き込まれ、ネットいじめに発展する。
  • 個人情報が悪用され、振り込め詐欺等の犯罪被害に遭う。
  • ネット上に書き込んだ内容が原因で、学校間抗争や暴力事件に発展する。
  • ネットで知り合った人物と実際に会い、性犯罪の被害に遭う。

神奈川県青少年保護育成条例より(保護者の義務)

  • 18歳未満の青少年が利用する携帯電話インターネット接続契約を行う場合は、保護者が理由を記載した書面を提出しない限り、フィルタリングを設定しなければならない。
  • 保護者は、インターネット上には有害情報が氾濫していることを認識したうえで、子どものインターネット利用を適切に管理するとともに、子どもがインターネットを適切に利用できる能力を身につけられるよう努めなければならない。

ケータイやスマホがもたらす危険性から子どもを守るために

  • 携帯電話やスマートフォンは、必要性を判断し、正しい使い方ができるようにしてから与えましょう。
  • 携帯電話やスマートフォンを持たせる場合は、常に子どもと話し合い、保護者が責任を持って監督しましょう。特に、スマートフォンは、フィルタリング機能が不十分であるため、保護者には、子どもが使うスマホやアプリ等を継続的に管理できる知識と能力が必要です。
  • 携帯電話やスマートフォンは、使い方ひとつで、犯罪の被害者にも加害者にもなり得ます。子どもに、ネット上に個人情報や誹謗中傷などを書き込まないように指導しましょう。

  *  危ないよ  サイトの裏に  ひそむワナ

インターネットのサイトには危険な誘惑やワナがひそんでいます。

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少年の家出・校内暴力

  発見保護した家出少年

平成26年中に発見保護した家出少年は1,232人です。

原因・動機は、親子関係等の家庭問題や、遊び癖が大部分を占めています。

家出中に非行を犯したり、犯罪の被害に遭うケースが多く、少年の家出は大変危険です。

家出少年の発見保護状況 平成22年1,146人 平成23年980人 平成24年1,101人 平成25年1,144人 平成26年1,232人 

家出少年の学校・職業別状況 小学生186人(15.1%) 中学生539人(43.8%) 高校生266人(21.6%) その他の学生37人(3.0%) 有職少年45人(3.7%) 無職少年143人(11.6%) 未就学16人(1.3%)


  校内暴力事件

平成26年中に検挙・補導した校内暴力事件(対教師暴力、生徒間暴力、学校施設損壊)は75件で、前年に比べ18件(31.6%)増加しています。

このうち、72件が中学校で発生しており、原因・動機は、教師の指導・注意に対する反発が最も多く、その他は、生徒間の仕返しや勢力誇示等となっています。

校内暴力事件の検挙・補導状況

イラスト:校内暴力

校内暴力事件の検挙・補導状況
区分 22年 23年 24年 25年 26年
検挙件数 118件 133件 76件 57件 75件
うち、対教師暴力 89件 104件 57件 46件 55件
検挙・補導人員 130人 142人 87人 62人 82人
うち、対教師暴力 91人 102人 60人 46人 56人
被害者数 137人 149人 85人 70人 86人
うち、対教師暴力 107人 119人 67人 59人 66人

  *  学校と  家庭はホントに  同じ顔?

問題兆候が見えたら、早期に学校関係者と保護者が話し合いをしましょう。

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少年相談・被害相談  少年相談・保護センター

少年相談・保護センターでは、専門の少年相談員が非行問題やいじめ、犯罪被害等で悩んでいる少年自身や保護者等の相談に応じています。

相談者の希望で、継続的な指導や支援活動も行っています。

平成26年中に受理した相談件数は3,929件です。

  • 相談の内容別では、非行問題が1,920件で、全体の48.9%を占めています。
  • 小・中・高校生に関する相談が3,493件で、全体の88.9%を占めています。

少年相談受理状況 非行問題1,920人(48.9%) 犯罪被害596人(15.2%) 家庭問題419人(10.7%) 学校問題361人(9.2%) 家出196人(5.0%) 交友問題115人(2.9%) その他322人(8.2%)

対象少年の学校・職業別状況 小学生599人(15.3%) 中学生2,005人(51.0%) 高校生889人(22.6%) その他436人(11.1%)


  相談事例

暴力行為・無断外泊・不良交友(中学生男子)

少年は、同じ中学の不良グループと交友を持つようになったことをきっかけに生活が乱れ始め、学校内での暴力行為や無断外泊を繰り返し行うようになった。

両親が少年の問題行動に困っていた時、暴行事件で担当となった警察官から少年相談・保護センターを紹介され、少年相談員が継続的に指導することとなった。

少年は当初、「先生がしつこいから悪い。」等と、自己の責任を他者に転換する等、反省している様子はなかった。

少年相談員は、少年に対して達成可能な目標を設定して指導を行ったところ、少年は、諦めていた高校への進学という希望を抱くようになった。

この気持ちを大切にし、学校や両親と連携して、粘り強く指導を継続したところ、少年は自分に自信を持つようになり、自主的に進学に向けた勉強を始めるようになった。卒業時期になると問題行動も全くなくなり、希望高校への入学を果たした。

強制わいせつ被害(中学生女子)

少女は、学校からの帰宅途中、見知らぬ男に体を触られたりする強制わいせつの被害に遭った。

帰宅後、両親に被害について話し、警察には母親が通報した。事情聴取を担当した警察官から少年相談・保護センターを紹介され、母親が少女に対する支援を希望したことから同センターの少年相談員が継続的に支援することとなった。

少女は、もともと、親や周囲の大人に甘えたり頼ったりすることが苦手であり、被害後も気丈に振る舞おうとしていたが、睡眠や摂食に被害の影響が表れるようになった。また、母親は、少女を心配する気持ちはあるものの、どう接していいのか判らないため、お互いに意地を張って対立してしまいがちな状況であった。

少年相談員は面接の中で、少女の気持ちを聞き、被害に対するカウンセリングを行いながら、親子関係の調整を行ったところ、母親は少女に温かい声掛けを行うようになり、少女も母親に自分の気持ちを伝えることができるようになった。

母親と少女との関係が改善していくにつれ、被害後にあった影響も薄れていき、少女は元気に日常生活が送れるようになった。

  *  失敗も  心の栄養  大丈夫!

ひとりで悩まずに話してみましょう!何かの糸口が見つかるはずです。

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非行少年の検挙・補導状況

  平成26年非行少年の検挙・補導状況表 PDFファイル(57KB)

※PDFファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社( Adobe SystemsIncorporated )が無償配布しているAdobe Readerが必要です。お持ちでない方は、こちらからダウンロードしてください。


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ユーステレホンコーナー、子ども安全110番、
かながわ子ども・若者総合相談センター

  ユーステレホンコーナー

神奈川県警察 少年相談・保護センター

子どもの非行問題等に関する相談

犯罪やいじめ等の被害に関する相談

TEL 0120‐45よいこ7867なやむな(フリーダイヤル)

TEL 045‐641‐0045まるまるよいこ

FAX 045‐641‐1975

受付時間 午前8時30分〜午後5時15分(月曜日〜金曜日)

(土曜日・日曜日、祝日、年末年始は除く。)

専門の少年相談員が親身になって相談に応じますので、安心してご相談ください。

  子ども安全110番

神奈川県警察 少年育成課

TEL 0120‐604まもろうよ415よいこ(フリーダイヤル、24時間対応)

TEL 045‐651‐0110むごい被害は110番(平日の午前8時30分〜午後5時15分)

児童虐待等の情報を受け付けています。

  かながわ子ども・若者総合相談センター

神奈川県立青少年センター

TEL 045‐242‐8201(相談専用電話番号)

受付時間 午前9時〜午後0時、午後1時〜午後4時(火曜日〜日曜日)

(面接相談をご希望の方もまず電話で相談してください。)

〔住所〕横浜市西区紅葉ヶ丘9‐1 県立青少年センター内

ひきこもり、不登校、非行、いじめ、教育、就職などの悩みごとを抱える子どもや若者、保護者の相談に応じて、必要な情報の提供や助言を行います。

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