偽ブランド商品・海賊版等の「コピー商品」を追放しよう!

更新日:

2023年07月25日

偽ブランド商品・海賊版等の「コピー商品」を追放しよう!



神奈川県警察では、ますます巧妙化・広域化する悪質な知的財産権を侵害する不正商品事犯に対する取締りを強化しています。

偽ブランド商品や海賊版といった「コピー商品」に対する取締りは、単に、権利者の保護を目的とするだけでなく、世界自由貿易ひいては世界経済の発展にとって大変重要なものです。私たちの身近なところで販売されている、これら「コピー商品」に対する取締りにご協力をお願いいたします。

知的財産権とは?

独創的な技術や知識など知的財産の所有権を認め、他人が勝手に使用することを禁止できる権利であり、日本においては無体財産と言われていました。

具体的には工業所有権4法 (特許法、実用新案法、意匠法、商標法) と著作権法により保護される各種の権利を言いますが、取締り等においては不正競争防止法により保護される権利をも含めて用いています。

主な事犯としては偽ブランド商品の製造、販売等に係る商標法違反・不正競争防止法違反又は家庭用ビデオテープ、音楽用カセットテープ、パソコンソフト等の無断複製、頒布等に係る著作権法違反があります。

コピー商品とは?

「コピー商品」とは、有名ブランドの名前、マーク、デザインなどを盗用して、本物に似せて作った「偽ブランド商品」や、レコード、CD、ビデオテープ、コンピューターソフト等を著作権者に無断で複製した「海賊版」のことで、「不正商品」とも言われています。

「偽ブランド」商品については、商標法により、輸入、製造、販売等の行為が規制されており、また、「海賊版」については、著作権法により、複製、頒布等の行為が規制されています。



「コピー商品は、買わない、持たない、使わない!」

コピー商品を買うこと、もらうこと、使うことは、犯罪を助長する行為です。

絶対にやめましょう!

一般的に、コピー商品には下記の特徴があります。

  • 極端に安い
    日ごろから、標準的な価格や商品知識を得ておくことも必要です。
  • 値段相応に粗悪な品質
    ただし、最近では、少し見ただけでは判別できない精巧なコピー商品も増えており、注意が必要です。

ブランド品は、値段に惑わされないで慎重に選んで買うことが何より大切です。

“おかしいな”と思ったらご一報を

  • ブランド商品を、定価の半額以下で売っている店を知っている
  • 粗悪なブランド品を売っているという店の評判を聞いた
  • ケースにカラーコピーのラベルが貼られていたり、ホログラム(偏光)シールが貼られていないDVDを貸している店を知っている

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情報発信元

神奈川県警察本部 生活安全部生活経済課

電話:045-211-1212(代表)