移動オービス 県内全域で稼働中!!! 生活道路を中心に、神奈川県内のすべての警察署の管内で神出鬼没かつゲリラ的に移動オービスによる速度違反の取締りを行います! ドライバーの皆さん、速度の出し過ぎは重大事故を招きます。アクセルを踏む足を少し緩めて速度を守り適度な緊張感と心のゆとりをもって運転しましょう。 コロナ禍であっても、どんな情勢でも、交通事故は発生し続け、昭和43年以降現在まで、毎日どこかで交通事故により貴い人命が失われています。 普段の幸せを守るため、安全運転をお願いします。 【コロナ禍での警察官の交通取締り体験記】 「緊急事態宣言中の速度違反」 新型コロナウィルス感染症拡大防止対策として、国民に外出自粛が要請されたとき、交通量が減ったのだから、違反や事故も減っただろう、と一般的には思われていただろう。 しかし、交通量や事故の総数は減ったかもしれないが、重大事故は全国的には増えていた。 それは、車の速度超過だったり、車が少ないからと歩行者が無理な横断をしたことが原因となっている可能性が容易に推測できた。 ある日、閑散とした道路でいつも通りの警ら活動中、明らかに速度超過と思われる車両を認めたので停止させた。すると、違反者は、「なんでこんなときに取締りをやっているんだ!道路が空いているから危険はないだろう。」等と激高された。私は、「道路が空いているからこそ、速度を落とさなければならないんですよ。歩行者も車が少ないのをいいことに、乱横断しているから、万が一この速度で衝突したら…。」等と説諭すると渋々ではあったが、納得してくれた。 速度超過は軽傷で済んだはずの事故を重傷事故に、ケガで済んだはずの事故を死亡事故に変えてしまう怖い違反だ。見えるはずの危険も速度が出ていると見落としてしまう。 なぜ、この違反を、例え過失でも犯してはならないのか、丁寧に説明することが違反者の理解を得るための第一歩ではないかと思う。 速度を守って安全運転